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脱毛サロン開業の成功率を上げるには?脱毛サロン経営のコツと合わせて解説
Business Column

脱毛サロン開業の成功率を上げるには?脱毛サロン経営のコツと合わせて解説

2021年12月18日

近年、脱毛サロン開業の需要が伸びてきています。そもそも脱毛市場は、セルフサロンや10代向け・メンズ向けのサロンが増えてきていることなどを背景に成長しています。

この理由は、医療レーザー脱毛に比べて施術の難易度が低く、1台100万円以下と比較的安い価格帯の脱毛マシンが普及していることから、参入障壁が低いとされているためです。

しかしそのぶん、競争率が激しいので、開業後に失敗してしまうケースも少なくありません。実際、大手チェーンの脱毛サロンが相次いで倒産したニュースを耳にしたことのある人もいるでしょう。帝国データバンクの調査によると、2022年度の脱毛サロンの倒産件数は7件と過去最多でした。

脱毛サロンの開業で失敗しないためには、入念なマーケティング戦略と資金計画を立てるのはもちろん、顧客管理やスタッフ育成を徹底することも欠かせません。また、予約が取れないなど、契約後のトラブルによって解約が増えてしまうケースも珍しくないため、トラブル対応にあたる際も慎重に進める必要があります。

この記事では、脱毛サロン開業の成功率を高めるための情報として、業界動向や開業条件、必要な資金などについて解説します。脱毛サロンの開業を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

脱毛サロンを取り巻く脱毛業界は実際どう?

脱毛サロンを取り巻く脱毛業界は実際どう?

2020年のエステティックサロンの市場規模は3463億円、前年94.7%に縮小しています。(エステティックサロン市場に関する調査を実施@矢野経済研究所 出典)2020年はコロナウイルスの影響を受けて市場規模の縮小がありました。その中でも脱毛市場はこのエステサロン市場の50%~70%を占めると言われているので1731億円~2424億円とされています。現在では女性のみならず男性の脱毛も主流となっており、介護脱毛や妊活脱毛も増えており、幅広い世代に受け入れられ、市場が広がることが予想されます。

 

 

脱毛サロン開業の条件について

脱毛サロン開業の条件について

脱毛サロンを開業するにあたりは特別な資格は必要ありませんが、脱毛行為を実施するには医師の資格がないと原則はできないとされています。
(引用:https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1)

ただ医師の資格がなくても脱毛が可能な範囲もあります。その範囲であれば、資格や免許が必要ないので年齢の制限などもありません。その範囲が現在の光脱毛に当たります。脱毛には大きく光脱毛とレーザー脱毛の2種類があります。レーザー脱毛は威力が強いので医療機関でのみ扱うことができます。脱毛サロンの経営では光脱毛(資格が不要な範囲での施術)となります。

エステの経験がない場合でも開業は可能ですが、資格を取得することで有利になることもあります。民間では“認定美容脱毛エステティシャン資格”があります。資格があることで顧客への安心にもつながり、リピーター獲得にもつながります。つまり有利に開業を進めるためには経験や資格があるほうが良いという結論になります。

 

 

脱毛サロン開業の必要な資金について

脱毛サロン開業の必要な資金について

脱毛サロンの開業には、内装や施術ベッドの購入、脱毛マシーンの購入など様々な費用が必要になります。

  • 脱毛機械
    機械は100万円~300万円と機能によっても大幅に値段がぶれるために、機能やサポートの体制などを吟味して判断すると良いでしょう。
  • 内装や設備投資
    内装や設備投資も必要になるために、20万円~50万円の費用がかかります。内装に関してはサロンのブランドイメージにもつながる部分ですので慎重な検討が必要です。
  • 広告宣伝費
    広告宣伝費はお客様を集客するためのポータルサイトなどの掲載費用になります。チラシ配布やポータルサイトの掲載についてはサロンが集客見込みに合わせて選定する必要があります。ポータルサイトに掲載となると毎月5万円~30万円ほどの費用がかかってきます。
  • 運転資金
    開業した場合はお店の売上が安定するまでの運転資金も必要になります。経費としてではなく、開業資金として経費を出費して黒字転換するまでの給料や消耗品、そして固定用などを毎月支払う必要があります。多くのオーナーは半年分の開業資金を用意しておきます。

 

 

脱毛サロンの開業パターン

脱毛サロンの開業には大きく3パターンあります。マンションでの開業、そしてテナントでの開業、最後に個人開業があります。

マンション開業の場合
マンションを借りて開業するのはその名の通り、開業可能物件を見つけてサロン経営を始めていきます。
マンション経営のメリットはテナントに比べて家賃が安くなり、また改装費などの費用も安くなるというメリットがあります。ただマンションの場合は看板などの確認や掲載できないなどの問題もあるので、そのあたりも契約条件は事前に確認しておく必要があります。また敷金礼金などの一般的に賃貸契約の際にかかる費用もありますので、交渉も必要になります。

テナント開業の場合
テナント開業とは、商業ビルなどのスペースを店舗用として借りて利用する形になります。
マンションでの開業と異なり、お店として開業できる設計がなされているためにお客様をサロンに呼ぶことに適した形になります。またほかのお店も商業ビルに入ることになりますので、他店からの流入も見込みことができるというメリットもあります。
つまりテナント開業では自宅サロンやマンションでの開業と異なり、集客に有利になると言えるでしょう。
しかし、テナント開業の場合は、賃貸マンションや自宅サロンでの開業と異なり、大きく費用負担は増えます。多くのテナントでは保証金を半年分用意する必要があります。つまり家賃が20万円の場合は半年分の120万円を支払う必要がありますので必然と初期投資額は増えます。

自宅サロンの場合(個人開業)
自宅でサロンが可能な場合は家賃がかからない=固定費を抑えることができるのは一番のメリットになります。
テナントを借りる場合は家賃の約6倍の費用がかかると言われているので、その費用も負担する必要がありません。開業にかかる費用の中では脱毛マシーンとベッドがあれば自宅サロンは費用負担が少なく即時で開業できます。ただ自宅サロンの場合は、自宅もお客様に見られることになりますので、生活感が出てしまうこともデメリットになります。家族とお客様が会うこともありますので、お客様との接客対応をきちんとしておく必要があります。

 

 

脱毛サロン開業に必要な脱毛機の導入について

脱毛サロン開業に必要な脱毛機の導入について

脱毛サロンの開業には機械の導入が必要です。また機械によってもできることできないことや性能に大きく差があるために慎重な検討が必要になります。


まず脱毛には大きく光脱毛とレーザー脱毛の2種類があります。レーザー脱毛は威力が強いので医療機関でのみ扱うことができます。脱毛サロンの経営では光脱毛となりますので、光脱毛(資格が不要であることを確認して)の機械を導入します。

脱毛機械を導入するときの注意点をまとめます。

脱毛機械を導入するときの注意点

値段
まずは値段が重要になります。機械は安いもので50万円~高いもので300万円と大幅に費用が異なります。もちろん性能ありきで変化しますので、性能を試用すること、そしてアフターサポートなども併せて確認します。

アフターサポート
値段の部分にも記載しましたが、アフターサポートを実施してくれることも重要になります。
機械を導入してから研修や、利用方法などのスタッフが使用できるまでをサポートしてくれると安心感も変わってきますね。アフターサポートの充実しているメーカーでは集客サポートまで実施しているところもあります。

保障内容
次に重要なことは保障内容です。もちろん機械ですので壊れることもあります。
万が一壊れた時の保障内容は確認しておきましょう。1年~5年保障など期間も購入の際には確認が必要になります。
万が一の不具合の場合はお客様を対応できないなどケースが発生するために、対応やサポートを実施できるかを確認しましょう。

維持費用
光脱毛はランプを使用して脱毛を実施します。こちらのランプは消耗品になるために交換が必要です。
つまり1回の交換までにどのくらいの部分を何人施術できるのかを確認しておく必要があります。この交換の頻度で大きく機械の維持費用は異なってきます。機械の費用だけではなく、機械に付属する消耗品の費用と交換頻度も併せて導入の際に確認しましょう。

お客様の満足度
最後に重要なポイントになります。最終的にはお客様に満足いただくことが大事になります。
集客に一番大事なことは効果を実感いただく満足度になります。実際に施術を体験してみることもいいですし、脱毛の効果事例を元に必ず確認しましょう。もちろん個人差はありますが、お客様に不快な痛みを伴うものでもありますので、その大小は機械の性能によって変化します。満足度の高いコストパフォーマンスのいいものを選択しましょう。

 

脱毛サロン開業の成功率を上げるには?

脱毛サロン開業の成功率を上げるには?

脱毛サロン開業の成功率を上げるには、まず市場調査を行い、脱毛サロン市場全体の規模や成長率、競合サロンの存在などを把握しましょう。これらの情報をもとに、どんなサロンを開業するか、マーケット戦略を立てていきます。

顧客から選ばれるためには、独自のコンセプト設計を立てることが必要です。例えば、「学生でも通いやすい価格帯」や「医療機関提携」など、他社と比較した際に差別化となるポイントを考えましょう。

またサロンの開業場所は、最寄り駅の徒歩圏内や商業施設の近くなどアクセスしやすい立地を選ぶことが重要です。それに加えて、コンセプトに沿ったターゲット層に合わせて立地を選びましょう。例えば、男性専用サロンにするのであればサラリーマンの多い新橋、10代向けのサロンにするのであればZ世代の遊び場の中心地となっている新大久保を選ぶなどです。

サロン開業の目途が立ったら、自社ホームページやSNSなどを活用して、効果的な集客を始めましょう。資金繰りを考えた場合に、自社ホームページやSNSを上手く活用して集客できれば、広告費などの宣伝費を抑えることができます。

一般的に、脱毛サロンの営業利益率は15%程度と言われています。この15%を確保するために、まずは客数を獲得し、そこから長期的に通ってもらえるようなサービスを考えましょう。例えば、回数券やセットプランの提供などです。ターゲットに合わせたキャンペーンやクーポンなどの発行も効果的です。ただし、割引しすぎてしまうと利益率を担保できないので、しっかりと留意したうえで値下げ幅を決めなければなりません。

さらに継続的に通ってもらえるよう顧客満足度を向上させるには、施術の質の高さはもちろん、丁寧な接客やアフターフォローも重要です。スタッフの技術力や接客態度は、顧客満足度に大きく影響します。定期的に研修の場を設け、一定の施術レベルを維持し、スタッフごとに差が出ないように努めましょう。

脱毛サロンを経営していくには、単に技術を提供するだけではなく、顧客との信頼関係も築いていくことになります。そのため、顧客目線に立って考えることを忘れないようにしましょう。脱毛技術や機器の進化は早いので、常にアップデートを欠かさず、他社へ乗り換えられないように意識を配ることが大切です。

 

脱毛サロンの経営のコツ
-集客について-

脱毛サロンの経営の集客に関するコツ

脱毛サロンの集客のコツを解説します。
脱毛サロンの集客には様々な方法があり、ホットペッパービューティなどのポータルサイトへの掲載、自サロンのホームページを作成して集客、最近ではInstagramなどのSNS広告を使用した集客、チラシの配布(ポスティング)における集客があります。

ポータルサイト
一般的にはホットペッパービューティなどのポータルサイトに掲載して集客する場合が多いです。多くのお客様が利用している媒体ですので予約に対するハードルが低く安心して利用できることもポイントになります。月額で費用もかかるために、自サロンの集客目標に応じてプランを選定する必要があるでしょう。

ホームページ
ホームページを使用して集客する場合は、基本的に検索に対して広告料を出して集客を実施します。
検索エンジンにて、【脱毛+銀座】と検索した際に自サロンの脱毛ホームページが掲載され予約につながるパターンとなります。ホームページを作成することに費用はかかりますが、ポータルサイトと同様にホームページがあることはお客様への安心感と信頼感につながります。

SNS
SNSはInstagramやティックトックなどによる宣伝になります。実際に脱毛をしてどうだったのかなどのお客様レビューを発信したり、施術の事例を発信したり、インフルエンサーを通じて宣伝してもらうパターンなどSNSの中でも様々な方法があります。流行り廃りの強いツールになりますが、継続して宣伝することで大きな集客を獲得しているサロンがあることも事実です。

チラシ
チラシの配布やポスティングも集客をするための重要な項目になります。特にオープン時は、サロンがあることを知らない人が多いために、オープンを知ってもらうための施策として重要な要素になります。定期的な配布をすることでサロンの認知度を上げるために必要になります。

 

 

脱毛サロンの経営のコツ
-販売について-

脱毛サロンの経営の販売に関するコツ

脱毛サロンにおいて機械の導入と集客に使用する媒体が選定できたら、いよいよメニュー、そしてコースの販売が大事になります。

  • 初回体験の重要性
    まず販売で大事になるのは体験してもらうことです。サロンではまず一度来ていただき脱毛機の良さや自サロンの強みを理解してもらいましょう。ただお客様が一回体験するだけで来なくなる場合は売上があがりにくいです。なぜなら多くのサロンが脱毛を体験価格の格安提供しているために、集客するためには初回はある程度の割引が必要になります。初回の料金で多くのお客様が来店するよりも、コース契約で来店することや、通常の料金で何度も来店するほうが売上も大きくサロンの運営も安定しますね。
  • 接客力の重要性
    次に大事になることは接客力になります。お客様が来店した中で、次の来店に結びつける能力になります。美容サロンの多くがそうですが初回来店時にコース販売や定期的に通うチケット販売などの営業があります。ここは接客力が契約率に比例しますので、サロンの売上を上げるために重要な要素になるでしょう。機械の導入時点でここまでのサポートがあるかもチェックしておきましょう。
  • 他サロンとの差別化
    そして他サロンとの差別化は欠かせません。今や多くの脱毛サロンがある中で、なぜここに自分は通うのかという明確な理由を考えましょう。他サロンよりなぜ安くできるのか、もしくはなぜ高くなるのか納得させるポイントになります。近くのサロンがどのような脱毛機械を使用し、どんなメニューで集客をしているのかを把握し、自サロンだけの強みを持ち開業することが販売のコツになります。
  • エステティシャン(人材の採用~育成)
    最後に大事になるのは人に対する教育です。脱毛サロンは機械を使用しますが最終的には人対人の商売です。接客における態度、販売につながるトーク力、機械を扱う能力、会計から店舗の運営などすべて研修が必要になるでしょう。その中でも採用の時点である程度の基準を設けて、育成につなげていくことが大事です。機械の導入時点でここに関しても研修などを実施してくれる会社もありますので、選定のポイントになってきますね。

 

 

上記を考慮して脱毛サロンの集客~販売を成功させましょう。多くのポイントがありますが、どれも重要な要素になります。集客においては何にどのくらいの費用をかけて集客数を見込むことができるのかを確認します。

販売についてはどのくらい機械に対しての理解、接客に対しての理解が必要なのかを把握して脱毛サロンの開業に臨みましょう。

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