賃貸マンションでエステサロンを開業するメリット・デメリットとは? 成功させるコツについても紹介
2023年6月2日
「賃貸マンションでエステサロンは開業できるの?」
「個人エステサロンをマンションで開業するメリットとデメリットを知りたい」
これからエステサロンを開業する方で、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ここ数年、賃貸マンションで個人エステサロンや小規模のエステサロンを開業する方は増加傾向にあります。
なぜなら、テナント開業に比べ初期費用が抑えられるなどのメリットがあるからです。一方で契約内容の確認を怠ると、エステサロンの存続が難しくなるなどの問題点もあります。
そこでこの記事では、マンションでエステサロンを開業するメリット・デメリットと注意点を紹介します。マンションエステサロンを成功させるコツについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
賃貸マンションでエステサロンを開業するメリット・デメリット
賃貸マンションでエステサロンを開業する前に、メリット・デメリットについて確認しておきましょう。
賃貸マンションでエステサロンを開業するメリット
賃貸マンションでエステサロンを開業するメリットは以下の通りです。
- 初期費用を抑えられる
- プライベートサロンのような雰囲気を演出できる
初期費用を抑えられる
賃貸マンションでエステサロンを開業する一番のメリットは、初期費用を抑えられることです。
事業用のテナント物件を借りた場合は、保証金として賃料の10カ月~12カ月分を支払わなければなりません。たとえば賃料10万円のテナントであれば、保証金だけでおおよそ100万円の費用がかかります。
さらにテナント物件は、内装工事が必要な場合がほとんどです。一般的なエステサロンの内装工事費は、一坪あたり20万円前後と言われています。20坪のテナントであれば、内装費だけで400万円かかることになってしまうのです。
一方、賃貸マンションであれば、高額な保証金を支払う必要はありません。また内装工事NGの物件も多く、水回りや電気工事の必要もないため、内装費はほとんどかからないでしょう。
プライベートサロンのような雰囲気を演出できる
賃貸マンションであれば、プライベートサロンのような落ち着いた雰囲気を演出できます。
商業施設や駅前の雑居ビルは、飲食店や小売店、娯楽施設など多種多様な業種の店舗が混在しています。人の往来も多く、行きかう人たちの性別や年齢層はさまざまです。
お客様によってはエステサロンに出入りするところを見られたくない方もいるでしょう。賃貸マンションは比較的落ち着いた環境の立地が多く、商業施設や雑居ビルに比べ人の出入りも多くありません。
落ち着いた雰囲気のエステサロンで癒されたいお客様に喜ばれるでしょう。
賃貸マンションでエステサロンを開業するデメリット
賃貸マンションでエステサロンを開業するデメリットは以下の通りです。
- エステサロンを開業できる賃貸マンションの物件は少ない
- 内装を自由に変えられない
- 賃貸マンションでのエステサロン開業は集客が難しい
それぞれ詳しく解説します。
エステサロンを開業できる賃貸マンションの物件は少ない
マンションのほとんどが住宅専用の物件として貸し出されているため、エステサロンを開業できる賃貸マンションの数は多くありません。
市街地では、エステサロンを営業できる賃貸マンションも増えてきましたが、一歩離れた住宅地になると物件数は限られているのが現状です。
事務所利用可やSOHO可の物件であっても、店舗としての使用は許可されないことも少なくありません。不特定多数の人が出入りするエステサロンとしての利用を、マンションのオーナーは嫌がる傾向にあるからです。
市街地から離れた住宅地や郊外の住宅地で、希望にあった物件を見つけるのは困難と言えるでしょう。
内装を自由に変えられない
賃貸マンションでエステサロンを開業する場合は、内装を自由に変えられない場合がほとんどでしょう。一般的に賃貸マンションは、退去する前に入居する前の状態に戻す「原状回復」の義務があるからです。
そのため部屋の間取りを変えたり、壁紙や床板を張り替えたりいった大掛かりな内装工事はできません。オシャレな内装のエステサロンを考えている場合は、事前にマンションのオーナーや管理会社に相談することをおすすめします。
ただし大掛かりな内装工事は、退去時に原状回復に多くの費用がかかることを理解しておきましょう。
賃貸マンションでのエステサロン開業は集客が難しい
マンションで営業するエステサロンは、多くの人に認知されやすいテナント営業のエステサロンに比べ集客が難しいデメリットがあります。
マンションの場合「他の住民とのトラブルを防ぐため、外壁やエントランスに看板をつけないようにしている」というエステサロンも多く見られます。
そのため「雰囲気がよくわからない」「どんなエステティシャンなのか不安」このような印象を持たれやすく、新規顧客の集客が難しくなってしまうのです。
またオートロックで施錠されているマンションは、テナントのように気軽にサロンへ入れません。隠れ家的なプライベートサロンの雰囲気がメリットである一方で、新規顧客にとっては敷居が高く感じてしまうでしょう。
賃貸マンションでエステサロンを開業するときの注意点
賃貸マンションでエステサロンを開業するときの注意点は以下の通りです。
- サロン営業可のマンションか契約前に確認する
- 店舗営業の契約内容をよく確認する
- 自宅サロンを開業する場合は管理規約を確認する
それぞれの注意点について詳しく紹介します。
サロン営業可のマンションか契約前に確認する
賃貸マンションを借りる際は、サロン営業可のマンションか事前に確認しましょう。事務所やSOHO可の物件であっても、エステサロンとしての使用は認められていない場合が多くあります。
またサロン利用可であっても、サロンの業種によってはNGになることも。事前に管理会社にエステサロンの詳細を説明し、営業可能か確認しておきましょう。
店舗営業の契約内容をよく確認する
サロン利用可の賃貸マンションであっても、契約内容をよく確認しましょう。契約内容によっては、玄関やポストに個人名以外の表札を出せなかったり、ホームページやポータルサイトなどネット上で住所の公開ができなかったりするからです。
またマンションによっては、営業時間に規定があることも。このような契約内容が定められていると、新規顧客の集客や来店客数の増加は難しくなってしまいます。事前に契約内容をよく確認し、気になる点は管理会社に問い合わせましょう。
自宅サロンを開業する場合は管理規約を確認する
所有する分譲マンションで自宅サロンを開業する場合は、マンション管理組合の管理規約を確認しましょう。
「費用を抑えるために自宅の空いている部屋を活用したい」「賃貸マンションが見つからないから自宅で開業したい」このような理由から、自宅サロンの開業を検討する方も少なくありません。
しかし分譲マンションの多くは、住宅以外での用途に用いることを管理規約で禁止している場合がほとんどです。
人の出入りがない事務所利用であれば管理組合への交渉で許可される可能性もありますが、エステサロンの場合は難しいと言えます。たとえ自身が所有する分譲マンションであっても、自宅サロンの開業は困難といえるでしょう。
賃貸マンションでエステサロンを成功させるコツ
賃貸マンションでエステサロンを成功させるコツは以下の3つです。
- 予約・決済サービスを整備する
- Web集客に力を入れる
- ターゲット層が来店しやすい立地を選定する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Web集客に力を入れる
賃貸マンションでエステサロンを成功させるためには、Web集客に力を入れましょう。マンションで開業するエステサロンは、テナントで開業する大手エステサロンに比べ認知されるまでに時間がかかります。
またエステサロンの雰囲気やサービス内容、エステティシャンの顔がわかりにくく、来店のハードルはかなり高めです。
ホームページなどにエステサロンの室内の写真や使用するエステ機器の紹介、スタッフの経歴などを掲載すれば雰囲気やサービス内容が伝わり、お客様の来店のハードルを下げられます。
Web予約・決済サービスを整備する
Web予約・決済サービスを整備し、お客様が来店しやすい環境を整えましょう。賃貸マンションでエステサロンを成功させるためには、リピーター顧客をいかに増やすかにかかっています。Web予約や決済サービスの整備で利便性を高め、お客様のリピートにつなげるべきです。
エステサロンの予約方法でお客様にもっとも選ばれているのはWeb予約で、ホットペッパービューティーアカデミーの2022年の調査「15~69歳男女の美容サロン利用実態」によると、6割以上のお客様がWeb予約を利用していることが明らかになっています。そのためWeb予約の有無は、エステサロンを継続利用の理由になるほど重要なポイントです。
ホームページやポータルサイト、LINE公式アカウントなどを使って、Web予約・決済サービスを整備しましょう。
ターゲット層が来店しやすい立地を選定する
マンションでエステサロンを開業する際は、ターゲット層が来店しやすい立地を選定しましょう。
エステサロンの成功の鍵は、立地が9割と言われるほど重要だからです。「自宅や会社から近かった」「交通の便がよかった」このような利便性の良さが理由で、エステサロンに来店される方は多いのです。
まずは候補の物件である賃貸マンションのエリアに「ターゲット層がどのくらい住んでいるのか?働いているのか?」を調査しましょう。どんなに駅から近く利便性のよいマンションであっても、そのエリアにターゲット層がいなければ集客は難しくなってしまいます。
立地選定と集客方法を整備して賃貸マンション開業のエステサロンを成功させよう
賃貸マンションでのエステサロンの開業は、初期費用を抑えられるため個人サロンでも比較的すぐにオープンできるメリットがあります。また落ち着いた雰囲気でサービスを提供できるため、リピーター顧客に喜ばれるでしょう。
一方で新規顧客の集客が難しいといったデメリットを持ち合わせていることから、立地選定や集客方法に工夫が必要です。
開業前にエステサロンのコンセプトやターゲット層を明確にしたうえで立地を選定し、効果的な集客方法を策定しましょう。またWeb予約やキャッシュレス決済の導入など、利便性を高める必要もあります。
立地選定や集客方法の策定に不安を感じる方は、ぜひ私たち「b-models」にお任せください。b-modelsはエステ経営コンサルティングをはじめ、業務用エステ機器の販売、サロン技術・スクール事業などを展開するエステティックサロン専門商社です。
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