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自宅サロンの開業で失敗する原因とは?対策と合わせて解説
Business Column

自宅サロンの開業で失敗する原因とは?対策と合わせて解説

2024年4月16日

最近は自宅サロンを開業する方も増えていることをご存じでしょうか?自宅サロンは居住空間の一部をサロンに活用しているので、賃貸料がかからない上に、開業には難しい法的手続きがありません。比較的手軽に開業できる一方で、自宅サロンは廃業率が3年以内で約90%もあるなど失敗する方が非常に多いのも特徴です。

今回は、自宅サロンの開業で失敗・廃業してしまう原因をまとめました。最後まで読み進めれば、失敗しないための対策方法が身につきます。

自宅サロン開業で失敗する原因

自宅サロン開業で失敗する原因

自宅サロンは開業のハードルが低く、初心者でも挑戦できる注目の開業形態です。しかし、開業後の業績は芳しくなく、廃業してしまうパターンは決して少なくありません。なぜ自宅サロンの開業に失敗するのか、原因について解説します。

市場調査や競合の調査が不足している

どの業種でも言えることですが、市場の動向や競合他店の調査は経営において重要な要素です。市場調査をすることで市場でのニーズを把握し、競合調査によって他店との違いや自店の長所と短所を明確化することができます。

自店の課題や強みを理解し、市場でのニーズに寄り添うことで他店との差別化を図り、顧客満足度を高めることも可能です。常にアンテナを高く張り、自店と他店を知ることが自宅サロンに限らず、経営において非常に重要なポイントです。情報収集を怠ったことで、自店の強みを見つけることも作ることもできず、市場にマッチしないサービスを展開して失敗するパターンが多く見受けられます。

価格設定が甘い

自宅サロンの価格設定を失敗したことにより、サービスの質と価格のバランスを崩していることで失敗してしまうケースも少なくありません。支払う側の消費者心理では、価格は安ければ良いと思うのは当然です。

しかし、質の高いサービスに反し、価格設定を安く見積もってしまえば採算が取れなくなり、経営が立ち行かなくなる原因につながります。かといって高額設定にすると継続的な利用が難しくなり、顧客離れの原因になるのです。

価格設定のバランスは非常に難しい問題ですが、店側はサービスを提供する対価として顧客からお金をいただいています。サービスと価格のバランスが取れており、適正な価格設定を行っていることがポイントです。相場価格を理解せず、適正価格を把握しておかないと価格設定で失敗する原因となるのでご注意ください。

サロンに関する情報量が不足している

そもそも経営者が、自宅サロン開業の知識や情報量が不足している場合は失敗する可能性が高いです。自宅サロンは敷居が低いため、専門的な知識や十分な技術を持たずに開業してしまうケースも見受けられます。無知が原因で適切な対処ができず、本来なら未然に防げたトラブルを発生させてしまうことも十分にあり得ます。

実際に、イレギュラーな対応ができずに、そのままなし崩しに廃業になるというケースもよく報告されています。情報不足は自宅サロンに限ったことではなく、あらゆることで致命的なミスにつながる原因のひとつなのです。

自宅サロンが廃業に陥ってしまう原因

自宅サロンが廃業に陥ってしまう原因

自宅サロンを運営していく上で、大小様々な失敗はつきものです。しかし、失敗を積み重ねてしまうと経営自体が困難になり、自宅サロンの廃業という状態に陥ってしまうケースがあります。ここでは、自宅サロンが廃業する原因をまとめました。

経営難による廃業

自宅サロンはビジネス事業なので、利益が出ないと経営を続けることが難しくなります。収益は出ていても、それ以上に出費が多い場合でも、やはり自宅サロンを経営するのは困難な状態に陥るでしょう。

集客がないことももちろんですが、備品の過剰在庫や不要な設備の設置や維持費、人件費など不要な出費が多くて経営難に陥る原因はいくらでも出てくるのです。経営難に陥る原因を浮き彫りにし、ひとつずつ課題を解決することを最優先にしましょう。

顧客ニーズの変化

一時期は繁盛していても、時代の流れとともに客層が変わって客足が遠のいてしまうことがあります。いつまでも以前のように顧客が利用してくれると思い込み、集客を怠ってしまうとたちまち経営悪化につながってしまうのです。

世界情勢や時代の変化により、市場のニーズは常に変化し続けます。顧客のニーズの変化を読み取れず、改善しないままでいるのは好ましくない状態です。市場や顧客のニーズを理解し、顧客満足度を高めないと経営に行き詰まりやすくなります。

競合との差別化の失敗

特徴がなく、顧客が魅力を感じないサロンには集客力があるとは言い難いです。同じ業態・業種の店舗があれば、魅力のあるほうにユーザーが流れるのは当然と言えるでしょう。自店の特徴や強み、独自性の確立が上手くいかず、競合他店との差別化を失敗してしまうと経営が難しくなります。

自店周辺に似たような他店がある場合、ユーザーが選ぶようなサロン作りが大切です。価格や見た目だけでは顧客獲得は難しいため、情報の調査・収集・分析などの戦略が重要になります。

自宅サロン開業の失敗事例

自宅サロン開業の失敗事例

自宅サロンの開業失敗事例を集めました。これから自宅サロンの開業を目指す方は、過去の失敗事例を参考にしてサロン経営を成功へと導きましょう。

コンセプトが明確でない・わかりづらい

コンセプトが明確でないサロンでは、誰に向けたサービスなのかわからず迷走しやすいです。コンセプトは概念や全体を貫く基本的な考え方を意味し、経営における基本理念を表します。

つまり、自宅サロンのコンセプトを明確化することで、運営方針やターゲット層の絞り込みが可能です。顧客に向けて自店のコンセプトをわかりやすく伝えることで、顧客が本当に求めるニーズを満たし、サロンの集客につながります。

ターゲットの集客ができていない

ターゲット層を絞り込むことで、どういった客層に向けてアピールするサービスかをダイレクトに伝えることができます。ターゲット層の絞り込みとは、例えばAとBの人物がいるとしましょう。AとBはどちらも女性で、職業は会社員だとします。

では、年齢はいくつなのか?独身か既婚かなど、徐々に掘り下げていくことがターゲット層の絞り込みです。このように人物(ターゲット層)を絞り込むことで、自店が集客に狙う人物像=ペルソナを明確にすることができます。

特定のターゲット層が決まっていなければ、顧客の望むサービスの提供は果たせません。ターゲットの集客ができていないということは、ペルソナの設定もできていないということです。

リピーターを獲得できていない

リピーターとは、継続して利用してくれるリピート顧客のことです。魅力あるサロンであれば、利用客が「次もまた来たい」となってリピーターの獲得につながります。もしも顧客に再度の来店がなければ、利用を継続する魅力がそのサロンにはなかったということでもあるのです。

リピーターは、一般客に比べて客単価が高い傾向にあります。リピーターを獲得することで継続的な収益や売り上げ向上や、友人・知人や家族への口コミ拡散効果も十分に期待できます。いかにリピーターを獲得できるかが、長期的な経営における課題とも言えるでしょう。

顧客対応に問題がある

自宅サロンはサービス業なので、適切な顧客対応が必要とされています。顧客対応はサービスの満足度につながる重要なポイントです。

しかし、残念ながら顧客対応に問題がある自宅サロンも存在しています。要望を適切に判断して最善のサービスを提供するのはもちろんのこと、顧客への対応や姿勢、振る舞いも注意しなければなりません。

ずさんな対応で態度も横柄な店舗を、わざわざお金を払って利用したいと思うでしょうか?顧客対応のまずさは口コミに反映され、ネットでは悪評として広がりやすいです。顧客の満足度を意識して、顧客対応の向上を怠れば自宅サロンの経営失敗に直結するので注意しましょう。

広告・宣伝が十分でない

どんなに良質なサービスを提供している自宅サロンでも、店舗の存在が知られていなければ集客は困難です。ユーザーに自店の魅力が伝わり、興味を引くような広告・宣伝は集客に不可欠です。世間に自宅サロンの認知を広め、自店のコンセプト・テーマや魅力を多くの人たちに知ってもらう必要があります。

宣伝を行っているのに集客ができていない場合は、広告の出し方や宣伝媒体の見直しをしましょう。顧客は広告や宣伝を出せば集まるものではなく、知ってもらって興味を引くことが大切です。

行きたくないと思われる自宅サロンの特徴

行きたくないと思われる自宅サロンの特徴

自宅サロンを利用する顧客は、不信感を与えるような店舗に通う理由がありません。行きたくないと思われる自宅サロンの特徴を集めたので、これらを参考にして優良サービスの提供を目指してください。

不衛生な環境・生活感が見える

他人の家に出入りすることに抵抗感のある方は一定数いるため、居住空間を店舗スペースに利用している自宅サロンに拒絶反応を持たれる場合があります。他人の家だと気になる部分が見えてしまう人も多く、部屋のほこりや汚れ、生活感が見えてしまうとサロンという特別な雰囲気が台無しです。

特に部屋が散らかっていると利用客からの印象も悪くなり、継続的な利用が難しくなるでしょう。居住空間とサロンのスペースを明確に分け、こまめな掃除や衛生管理を徹底するのがポイントです。

アクセスが悪い・場所がわかりにくい

自宅サロンは自宅を店舗にしているため、立地を選ぶことができません。そのため、利用客が通うにはアクセスが不便な場所や、サロンの場所がわかりにくいケースあります。

継続的に通う顧客には、好アクセスであることは非常に重要なポイントです。駅から遠い、近所の道が暗い、車で通えない、自宅サロンの周辺環境に問題があって集客ができない場合があります。不便な立地に自宅がある場合、無理に自宅サロンにこだわらずにテナントや事業用賃貸を検討しましょう。

非専門的な対応

自宅サロンに通われる方で、施術するエステティシャンの知識や技術に不安を持つ人は少なくありません。日ごろから、高度な資格保有者がおり、最新機器を設置している専門店を利用されている方ならなおさらです。

専門家以外の人の施術や、トラブルが起こった際の対応などに不安を感じていることでしょう。施術者が信頼できる専門家であり、しっかりとした知識と技術を身に着けておくことが大前提です。

自宅サロン開業で失敗しないための対策

自宅サロン開業で失敗しないための対策

ここまで、自宅サロンが失敗する原因とケースを紹介してきました。最後に失敗しないための対策方法をまとめました。

施術や接客のスキルを高め顧客満足度の向上に努める

施術をするエステティシャンのスキルは、施術を受ける顧客の信用や安心に直結します。顧客が満足するサービスの提供を実現できれば、リピーターの獲得や口コミによる新規開拓も可能です。

サロンを利用する方は、雰囲気や空気を味わってサロンの特別感を満喫したいという方が少なくありません。施術の技術はもとより、サロン内の雰囲気の演出や接客応対時の対応も重要です。質の高いサービスの提供を続けることで、顧客満足度を高めることができます。

顧客のためになるメニューやサービスを提供する

サロンは全国に様々な種類があり、同じ内容で展開している競合他店もたくさん存在します。同じことをするのではなく、顧客のニーズを満たせるメニューやサービスの提供に努めましょう。

最新や流行の施術をするためのスキルアップや設備の導入、顧客に対する接客や振る舞いなど顧客が喜ぶポイントはたくさんあります。アンケートやカウンセリングなどを活用し、顧客の意見や要望などを尊重して顧客満足度を高めましょう。

顧客ごとのニーズの把握やカウンセリングに力を入れる

サロンに訪れる方々は、それぞれが自分の希望を持っています。顧客ごとにニーズが異なるため、それぞれの要望に沿えるサービスの提供が不可欠です。

顧客とのコミュニケーションを大切にし、抱えている悩みや要望を直接伺うのも良いでしょう。さらに掘り下げるなら、カウンセラーの資格取得も効果的です。顧客との対話を重視し、相手に寄り添うことで、求められているニーズの理解と把握につながります。

まとめ

自宅サロンの開業が失敗する原因と特徴

自宅サロンの廃業率は、1年以内で約60%、約3年以内だと約90%と廃業率が高い事業形態です。比較的簡単に開業できるからこそ、中途半端に始めてしまって経営が困難になるケースも非常に多く見受けられます。

今回紹介した記事の中では、自宅サロンが失敗・廃業する原因と主な特徴をまとめました。自宅サロンを成功させるには、サロンのコンセプトを決めること、顧客とリピーターの獲得、顧客満足度の向上が不可欠です。これから自宅サロンを開業される方は、お伝えした方法でぜひ長期的な経営を目指してください。

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中村太雅

監修者

ゆめづくり東北株式会社 代表取締役

中村太雅

関西大学社会学部卒業後、東証1部上場コンサルティングファームにてエステサロン専門の経営コンサルタントとして活躍。 現在は、東北エリアにて1年で8店舗を展開するゆめづくり東北株式会社の代表取締役として、「東北で最もエステティシャンが憧れるエステサロンを創る」ことを目指して、東北の女性に夢と幸せを届ける活動を行っている。

楠本文哉

制作者

株式会社b-models 代表

楠本文哉

新卒で東証一部上場の大手コンサルティングファーム株式会社「船井総合研究所」に入社し、エステサロン経営専門のコンサルタントとして活躍。 歴代美容コンサルタント売上の中で、トップの年間個人コンサルティング売上を納める。 また、社内コンサルタントが1,000名以上在籍する中、売上TOP10入りを果たす。 開発したビジネスモデルの「痩身機器を使用したダイエットエステ」は3年間で80店舗以上のリブランドと新規出店を実現。 業界誌「エステティック通信・モアリジョブ」のメディア取材や「メーカー企業との講演」を多数行うなど、活躍の場を広げている。

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