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エステサロンの開業で失敗する原因とは?廃業率もあわせて解説
Business Column

エステサロンの開業で失敗する原因とは?廃業率もあわせて解説

2024年4月16日

エステサロンは自宅でも開業か可能なため、独立を目指す方からも人気の業種です。しかし、エステサロンを開業したいけど「失敗したらどうしよう」と悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、エステサロンの開業で失敗する原因や廃業率などについて詳しく解説します。また、失敗するサロンの特徴や成功のポイントなどもご紹介するので、エステサロンの開業を目指している方や経営に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

エステサロン開業で失敗する原因

エステサロン開業で失敗する原因

エステサロンの開業で失敗する原因には、以下の4つが考えられます。

  • 市場調査の不足
  • ターゲット顧客の誤解
  • 資金繰りの問題
  • 広告や宣伝戦略の欠如

4つとも失敗の原因に繋がる要素となるので、詳しく解説します。

市場調査の不足

エステサロンを開業するにあたり、入念な市場調査は大切です。なぜなら、市場調査をすることでお客様が求めているサービスや欲しい商品などのニーズがわかるからです。

一方で、市場調査を怠るとお客様の求めているサービスや商品の提供ができないため、集客が上手くできず失敗に繋がります。集客ができなければ売り上げがないため、エステサロンを開業しても失敗するでしょう。

ターゲット顧客のミスマッチ

エステサロンの開業で失敗する原因の2つ目は、ターゲット顧客のミスマッチです。例えば、ブライダルエステサロンを開業するにあたり、高齢者やファミリー層の多い地域に店舗を構えてもターゲットとなる住民が少ないため多くのお客様は期待できません。このように、提供したいサービスとターゲット顧客がマッチしないとニーズのズレが起こりせっかく開業したエステサロンも閉店しなければならない状況になるでしょう。

資金繰りの問題

エステサロンの開業で失敗する原因には、資金が足りなくなり経営困難になるケースも少なくありません。例えば、開業資金は用意できてもオープン当初から売り上げを当てにしないと経営が成り立たないような資金繰りでは、お客様が想定以下の来店しかなかった場合は失敗します。

また、家賃の高い物件を借りたり、必要以上にスタッフを雇ったりなど無駄なコストがあると売り上げと支出のバランスが取れていないため、資金繰りが上手くいきません。失敗しないためにも運営資金をしっかり確保する、資金計画を立てるなど、対策をしておきましょう。

広告・宣伝戦略の欠如

広告や宣伝戦略の欠如も、エステサロンの開業で失敗する原因です。例えば、開業するときだけオープンのチラシを配っても宣伝の効果は長続きしません。

エステサロンはコンビニやスーパーなどと違い誰でも気軽に寄れるお店ではないため、エステサロンにお客様を集客するには広告や宣伝戦略が必要です。定期的にチラシを配るほか、インスタグラムなどのSNSを利用してマーケティングをするなど、集客に効果的な宣伝戦略を行いましょう。

エステサロンの開業後の廃業率とは?

エステサロンの開業後の廃業率とは?

エステサロンの開業は自宅でも可能なため、比較的簡単に開業できる業種です。しかし、手軽さゆえに廃業する店舗が多いことも事実としてあります。

実際にエステサロン業界の市場調査では、右肩下がりで店舗が減りつつあるのが現状です。では、エステサロンの開業後の廃業率について詳しく見ていきましょう。

新規開業からの経過年数と廃業率

エステサロンを新規開業してから1年以内に廃業する確率は60%、3年以内では90%もの店舗が廃業していると言われています。この廃業率を見ただけでも厳しい現状であることが伺えるのではないでしょうか。さらに、開業してから10年以上経営を続けられている店舗は5%程度です。

廃業する理由は、お客様が離れてしまった、集客がうまくいかなかった、資金繰りなど様々あるでしょう。しかしながら、メンズエステの市場は拡大傾向にあるなど、エステサロンのニーズは女性だけでなく男性にも広がりつつあるため、ニーズに合ったマーケティングとブランディングをしっかりすればまだまだ必要とされる業種です。

主な廃業の原因

エステサロンを開業して1年以内に廃業する確率をお伝えしましたが、廃業する主な原因は集客が上手くできずリピーターの獲得に失敗することです。集客ができなければリピーターどころか新規客の獲得も難しいため、売り上げの見通しが立ちません。売り上げがなければ資金繰りが上手く行かなくなり廃業へと追い込まれます。

集客ができない理由には、市場調査の欠如やターゲット顧客の誤解も含まれるなど様々です。エステサロンを続けるためには、ニーズに合ったサービスの提供や顧客満足度を上げる努力も必要でしょう。

業界全体のトレンドと影響

エステサロンの業界は全体的に低迷しつつありますが、美を意識する男性が多くなったことからメンズエステサロンは拡大傾向にあります。また、新型コロナウイルスの流行で人と対面する必要がない「セルフエステ」の需要が高まりトレンドとなっているのが現状です。

セルフエステはお客様が自分でケアをするため、人件費の削減にも繋がり格安で提供できる点も人気の理由です。セルフエステを全国に展開している大手企業もあるなど、需要の高まりとともに店舗も拡大しています。このように、エステサロンはトレンドの影響を受けやすい業界のため、市場調査は常に欠かせないでしょう。

エステサロン開業で失敗するサロンの特徴

エステサロン開業で失敗するサロンの特徴

エステサロンの開業で失敗するサロンの特徴には、以下の4つが挙げられます。

  • サービスの質が悪い
  • 顧客満足度を無視している
  • 競合と差別化できていない
  • 収支を正確に把握していない

4つとも失敗に繋がる主な特徴となるため、詳しく解説します。

サービスの質が低い

エステサロンの開業で失敗するサロンの特徴に、サービスの質が悪いことが挙げられます。サービスの質が悪いとコストパフォーマンスが低くなり、お客様は「値段の割にサービスが良くない」と感じてリピートしてくれません。サービスの質にはエステティシャンの技術的な問題もありますが、スタッフの接客態度や施術室の居心地の良さなどお店がお客様に提供するサービス全般を指します。

サービスの質についてはスタッフの教育や技術の向上はもちろんのこと、お客様に提供するすべてのサービスについてしっかりと確認しましょう。サービスの質が低いと感じた箇所は、随時改善するように努めることも忘れてはいけません。

顧客満足度を無視している

エステサロンの開業で失敗するサロンの特徴2つ目は、顧客満足度を無視していることです。例えば、エステサロンを紹介しているポータルサイトなどでは口コミを投稿できるシステムがありますが、その内容には実際に訪れたお客様が満足度を評価しています。

良い評価も悪い評価もすべては顧客満足度をアップさせるツールになるため、しっかりとチェックすることが大切です。顧客満足度を無視していると何に不満を感じたのかなどを知ることもできず改善されないため、顧客の獲得が難しくなるでしょう。

競合と差別化できていない

競合と差別化できていないエステサロンは強みがないため、お客様から見ると魅力を感じません。差別化できないエステサロンも開業に失敗するサロンの特徴です。

競合と差別化するには簡単なことではありませんが、例えば同じ施術で同料金のメニューがあるなら競合店よりも少し時間を延長してお客様に提供するなど、できる範囲で差別化する方法もあります。競合店にはない自社の店舗ならでは強みを活かして、差別化していきましょう。

収支を正確に把握していない

収支を正確に把握していない経営者は、事業を長続きさせるのは難しいでしょう。なぜなら、収支を正確に把握していないと、売り上げ(収入)に対して支出の方が大きくなってしまうことにも気づかず、資金繰りが上手くいかなくなる原因になるからです。資金繰りが困難になると軌道修正が難しくなり、最悪は廃業へと追い込まれるでしょう。

エステサロン開業で失敗しないための対策

エステサロン開業で失敗しないための対策

エステサロンの開業で、失敗する原因やサロンの特徴を解説してきました。では、どのような対策をすれば失敗するリスクを抑えられるのでしょうか?ここでは、エステサロンの開業で失敗しないための対策を3つご紹介します。

徹底した市場調査とターゲット設定

市場調査を徹底することでエステサロンのトレンドがわかるだけでなく、開業しようとしている地域のニーズに合ったコンセプトを打ち出すことができます。例えば、開業しようとしている地域には20代~30代のキャリアウーマンが多く、エステサロンに通う人もいることがわかったとします。

次に20代~30代の年齢層はエステサロンに何を求めているのかを市場調査します。すると、痩身エステやフェイシャルエステ、脱毛サロンなどにニーズがあることがわかりました。

このニーズの中で自分はどんなエステサロンが向いているのか、お客様に喜んでもらえるサービスはどんなものが提供できるのかをしっかり考えてコンセプトとターゲットを設定しましょう。徹底した市場調査とターゲット設定をすることで、エステサロンの開業で失敗する原因になる「市場調査の不足」と「ターゲット顧客のミスマッチ」に対しての対策となります。

資金繰り計画の策定

エステサロンの開業で失敗する原因の「資金繰りの問題」に対しては、資金繰り計画の策定で対策します。資金繰り計画の策定では、資金の管理だけでなくコスト削減を徹底するほか、設備の破損などで予期せぬ出費を防ぐなどのリスク管理も含まれます。初期にかかる設備資金だけでなく、家賃や水道光熱費、消耗品費など毎月必ず発生する運転資金を明確にするなど、資金繰り計画の策定は細かくしておきましょう。

顧客ニーズへの対応

顧客ニーズへの対応も、エステサロンの開業で失敗しないための対策として重要です。なぜなら、顧客ニーズに柔軟に対応できると顧客満足度のアップに繋がるため、リピートしてくれる確率も上がるからです。

顧客のニーズを知るためには、カウンセリングシートやお客様との会話がヒントになるでしょう。例えば、痩身エステを希望しているお客様が「目が疲れている」などの悩みを打ち明けられたら「目の疲れを取る方法を教えてあげよう」などがニーズへの対応になります。様々な顧客が来店するため、すべてのニーズに対応するのは難しいかも知れませんが、できる範囲で対応していきましょう。

エステサロン開業で成功するためのポイント

エステサロン開業で成功するためのポイント

エステサロンの開業で成功するためのポイントには、主に以下の3つが挙げられます。

  • 強みと特色を生かした独自のサービス提供
  • 顧客満足度が上がる高品質なサービス提供
  • 顧客との関係構築

3つとも成功するためには欠かせない事柄なので、詳しく解説します。

強みと特色を生かした独自のサービス提供

エステサロンの開業で成功させるには、競合にも負けない強みと特色を生かした独自サービスを提供することです。例えば、フェイシャルエステサロンを開業している場合でお客様の一人ひとりの肌悩みに合わせた施術を提供できることが強みと特色だとします。

これに独自サービスを提供するなら、肌悩みの改善におすすめのフェイシャルパックを1つプレゼントするなどです。物ではなく、「このようなケアをすると悩みが解消できますよ」などの有益な情報をお伝えするのも、独自サービスの1つではないでしょうか。強みと特色を活かして顧客ニーズに合った独自のサービスを提供してみましょう。

顧客満足度が上がる高品質なサービスの提供

顧客満足度を上げる高品質なサービスの提供には、以下のようなことが挙げられます。

  • 施術者の技術向上
  • 顧客の悩みに対して結果が出せる本格的な施術の提供
  • 顧客が居心地がよいと感じるサロンの雰囲気にする
  • アメニティーの質を高くする
  • 待合室からトイレなどどの部屋に入っても清潔感のある店内を作る
  • お客様一人ひとりの要望に合ったメニューの提供

上記に挙げた以外でも、お客様との会話を大切にするなど高品質なサービスの提供はたくさんあるので、お客様と接しながら常に高品質なサービスの提供を考えてみましょう。

顧客との関係構築

顧客との関係を構築することでリピート率の向上にも繋がり、結果的にエステサロンの開業で成功するという好循環が生まれます。顧客との関係を構築するには、コミュニケーションが大切です。

会話を通じてお客様が何に悩みを持っているのか、その悩みは施術で解決へと導くことができるだろうかなど考えてお客様にとって満足感の得られるサービスを提供しましょう。すると、お客様は「信頼できるスタッフ」と認識してくれて良好な関係性を構築することができます。

エステサロン開業で失敗を防ぐなら経営サポートがおすすめ

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詳しいサービス内容は、b-modelsの経営コンサルティング詳細ページで確認してみてください。

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エステサロンの開業で失敗しないためにも、一緒に成功を勝ち取りましょう。

まとめ

エステサロンの開業で失敗する原因

エステサロンの開業で失敗する原因や廃業率、対策や成功するためのポイントなどを解説してきました。失敗しないためには、徹底した市場調査とニーズに合ったターゲット設定、資金繰り計画の策定などをしっかりとすることが大切です。

また、強みと特色を生かした独自のサービス提供や顧客満足度が上がる高品質なサービス提供、顧客との関係構築も成功するためのポイントとなります。エステサロンを開業するときは、この記事を参考にしていただき、ぜひ失敗しないエステサロンの開業をスタートさせてみましょう。

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中村太雅

監修者

ゆめづくり東北株式会社 代表取締役

中村太雅

関西大学社会学部卒業後、東証1部上場コンサルティングファームにてエステサロン専門の経営コンサルタントとして活躍。 現在は、東北エリアにて1年で8店舗を展開するゆめづくり東北株式会社の代表取締役として、「東北で最もエステティシャンが憧れるエステサロンを創る」ことを目指して、東北の女性に夢と幸せを届ける活動を行っている。

楠本文哉

制作者

株式会社b-models 代表

楠本文哉

新卒で東証一部上場の大手コンサルティングファーム株式会社「船井総合研究所」に入社し、エステサロン経営専門のコンサルタントとして活躍。 歴代美容コンサルタント売上の中で、トップの年間個人コンサルティング売上を納める。 また、社内コンサルタントが1,000名以上在籍する中、売上TOP10入りを果たす。 開発したビジネスモデルの「痩身機器を使用したダイエットエステ」は3年間で80店舗以上のリブランドと新規出店を実現。 業界誌「エステティック通信・モアリジョブ」のメディア取材や「メーカー企業との講演」を多数行うなど、活躍の場を広げている。

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