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エステのフランチャイズ開業情報まとめ -エステフランチャイズまとめ-

2021年12月10日

1.フランチャイズとは何か?

フランチャイズとは、フランチャイズ(FC)に加盟する人もしくは法人が、フランチャイズ本部(フランチャイザー)から、サービスや商品の販売権利、また販売に関する情報や経営におけるノウハウなどをもらい、その対価であるロイヤリティをフランチャイズ本部に支払い事業を運営することです。

 

 

2.フランチャイズとはどんな仕組みか

フランチャイズ本部は、オーナーを募集して店舗をつくっていきます。

経営ノウハウなどは本部より提供されます。マニュアルなどが用意されている場合も多く、未経験、業界の知識や専門店の知識がなくても、ビジネスを行うことができるような仕組みです。

 

 

3.エステフランチャイズ開業にかかる費用は?

加盟金
相場では加盟金150~300万円、平均200万円となります。場合によっては0円にしているフランチャイズもあります。

保証金
50万円前後が一般的な相場にはなりますが、保証金は加盟金に含む場合が多いです。

研修費用・指導費用
研修にかかる費用は30万円~100万円くらいが一般的な相場になります。

ロイヤリティ
大きく2種類が存在します。売上に応じて変動する場合は売上の3%~6%くらいが目安になります。
また、固定の場合は月額3万円~10万円が一般的な相場になります。
上記を考えるとおおよそ全体で、0円で済む場合もあれば100万円~350万円くらいになります。

 

 

4.エステフランチャイズにはどんな種類があるの?

エステには下記のような種類のエステがあります。

  • 脱毛系
    美容脱毛としては脱毛器を使用して、体毛の育成を遅らせることができるものとなっており、肌への負担を軽減できるものとなっています。最近では脱毛ニーズも増えており店舗数も増加傾向にあります。
  • フェイシャル系
    フェイシャルエステとは一般的には顔を中心とした首までをケアするエステとなります。マッサージやパックなどを行うことでお肌をケアします。小顔を中心とするフェイシャルエステが流行の中心となっています。
  • 痩身系
    美容を目的とした“痩せる”をリンパドレナージュ、キャビテーション、EMS、エンダモロジー、ラジオ波などのエステマシーンを通してサービス提供します。食事や生活指導なども併せて実施することで美しい体をキープすることができます。
  • ボディ系
    身体全体にマッサージやトリートメント等の美容サービスを提供します。全身のボディケアはリラックス効果も期待することができます。
  • メンズエステ
    また最近ではメンズエステの市場も拡大しており、メンズの脱毛や、メンズボディエステ、メンズのフェイシャルケアも人気のエステサービスとなっております。

このようにエステサロンの開業とは言え多くの種類があります。その中で自身に最適なフランチャイズを吟味して、問い合わせすると良いでしょう。

 

 

5.エステフランチャイズ開業のメリットは?

全て自分で決めることができる
フランチャイズのメリットとしては店舗の営業から売り上げの管理を自身で行い、契約条件によっては何に費用をかけて集客をするのか、店舗の内装をどのようにするのか、だれを採用するのかなど自身で決めることができることもメリットになります。

良いブランドとビジネスモデルが手に入る
良いブランドを借りる形になるために即時でお客様からの認知や信頼を獲得できることもメリットになります。フランチャイズの場合はすでにブランドが確立されている場合が多いために看板を見るだけでお客様がエステサロンという認知ができるのは大きなメリットになります。さらにエステフランチャイズメリットとしては、即時でビジネスモデルが手に入ることになります。業界の知識や経験などがなくてもエステ業界に参入することができます。また経営指導が受けられるために業績UPにつながるスピードも速くなります。

運営ノウハウ・スタッフの手配
運営ノウハウも手に入りますので、即時でオペレーションの流れや店舗運営の流れを知ることができます。つまり店舗運営に関しての知識が整った状態で開業できることもメリットになります。またスタッフ採用についても、ノウハウがあり採用基準などが明確になっているためにエステテシャン採用のハードルが下がります。

広告宣伝における集客サポート
広告宣伝を本部が担って集客サポートを実施してくれることもメリットになります。集客するためのポータルサイトやホームページなどの作成から運用の部分は本部が担ってくれるために自身は売上UPのための顧客管理に集中することができます。場合によっては独自で集客することもできます。

 

 

6.エステフランチャイズ開業のデメリットは?

メニューややり方が決まっている
エステフランチャイズのデメリットとしては、メニューが指定される場合が多いために、フェイシャルエステを中心とした店舗を希望する場合でもボディなどの全身を実施する義務がある場合もあります。基本的に運営ノウハウに基づいてメニューを決めて、そのメニューに応じたサービスの提供を実施する必要がありますので、そこに対する自由度は低くなります。

開業費用が総じて高くなる傾向がある
開業時には加盟金、保証金、研修費用、ロイヤリティなどの多くの費用がかかります。そのために通常の開業よりも費用がかさみます。

ランニングコストが高くなる
さらにランニングコストも高くなる場合があります。その理由としては、ロイヤリティが毎月の売上に応じて引かれる場合や、固定でロイヤリティが必要になる場合があるので、通常のサロンを経営するよりもランニングコストは高くなります。

ブランドのイメージが悪くなる場合がある
ブランドイメージはフランチャイズ本部や他店舗のイメージがありますので、その影響は必然と受ける形になります。そのために自身の運営する店舗以外のブランドイメージを考慮して検討する必要があります。

エステ経営の経験がないとほとんが失敗する
エステ業界は特殊な業界でありそのほかのフランチャイズで有名や業種である、コンビニエンスストアやコインランドリーなどのように業界未経験でも参入しやすいようなフランチャイズと比較するとハードルは高くなります。

 

 

7.フランチャイズでエステサロンを開業する流れ

https://fc-kamei.net/fc-column/fc-column/franchise_beauty_salon

  1. 検索
    まずはエステサロンのフランチャイズ本部を探す必要があります。そのためにネット検索してホームページやフランチャイズのまとめサイトなどを通して、加盟できるフランチャイズ本部を探す必要があります。
  2. 問い合わせ
    次に検索して興味を持つフランチャイズ本部に、資料を請求し、説明会に参加します。
  3. 詳細議論
    実際に開業するために、必要な事項を話合う必要があります。どのような業態業種なのか、費用などはどのくらい必要になるのか、採用から集客、そして会計に至るまで契約条件を確認します。ここで重要なことは契約条件であり、本部が担う部分と、オーナーが実施する部分を明確にしておくことになります。例えば集客サポートをどこまで実施するのか、ポータルサイトの運用はどちらが中心に運用していくのかなど細かい疑問点をすべて解決しておきましょう。
  4. 加盟
    次に詳細の議論に納得したら双方の合意があって加盟に至ります。フランチャイズ本部の審査もありますが、基本的に加盟に至るまでのフローも含めて詳細を議論する形になります。
  5. 物件決定
    開業エリアを決定して、物件の選定に至ります。物件は加盟する前から探し始める方も多く、事前に準備しておくのがベストですね。
  6. 内装外装議論
    物件が決まったら外観と内装の決定をします。基本的にフランチャイズ本部の方針を基に計画を立てて実施する形になります。実施計画を確認し施工に移ります。
  7. エステ機械の用意
    そしてエステの機械の導入に入ります。フランチャイズ本部の意向に従い、機械の導入~備品に至るまで開業に必要なものを用意します。またここで機械などの確認をしてスタッフの受け入れ態勢を整えます。
  8. エステテシャン採用
    次にエステテシャン採用をする必要があります。フランチャイズ本部の採用ガイドがあればそれを活用するもしくは、他サロンの募集を参考にしながら自サロンの採用規定を決定します。採用は物件探しと同様に時間も必要になる部分であり、事前に動いておくとスピード感をもって開業まで進めることができます。
  9. エステテシャン研修
    採用ができたら研修に移ります。自身も含めて施術についての指導、機械の使用方法、またエステテシャンの接客研修を受けます。自身がエステテシャンでない場合でも、理解しておくことが大事になります。また研修においては、さらに売上を上げるために重要な項目であり、定期的に実施する必要があります。
  10. 営業前
    準備が完了したら、お客様を迎える前に営業フローを確認します。お客様が来店してどのように対応するのか、施術をどうするのか、会計をどうするのかの一連の流れを確認します。そのほか、売上の管理から日々の備品の確認から一日でやる必要があることを最終確認します。
  11. 開業
    最終確認が終了したら、開業に移ります。これから晴れてエステサロンのオープンでオーナーとして店舗の管理、運営、営業となります。

 

 

8.エステフランチャイズ契約をする際のチェック事項

✔️フランチャイズ店舗としての実績があるか
実績は重要な項目であり、実際に現在出店している店舗が利益がでているのか、売上が上がっているのかなどの事例を確認します。

✔️フランチャイズ店舗の営業利益ではなく、実質オーナー収入を確認
次に重要になるのは店舗の利益もそうですが、オーナーの収入になります。つまり開業する“あなたが“どのくらいの収入になるかという一番重要なポイントになります。フランチャイズ本部ではなくFCオーナーが他の店舗でいくらくらいの売上で、収入と利益の確認を必ず実施しましょう。

✔️フランチャイズ契約の内容を吟味
開業の流れにも記載しましたが、契約条件の確認は最重要のポイントです。これは自身でどこまで裁量をもってエステサロンを経営できるのかを示したものになります。集客としても自身ではこのようなことを実施したいけど規定としてできなかったり、採用としての基準やエステの機械、また外観や内装などの指定もある本部もありますので、入念な確認が必要です。

✔️もしもの場合の脱退方法を確認
– 脱退の方法としては基本的に
– 契約が終了した場合
– 解約の届けにより双方が合意した場合
– 契約の解除される場合

上記が基本的に脱退(契約終了)の方法となります。
契約解除における手法は、最初の契約時に必ず確認しておくことがベストです。
万が一の場合は契約条件にそって脱退する形になりますが、基本的には契約が終了していない場合は違約金が発生するケースがほとんどです。違約金を支払い脱退する形になります。
重要なポイントは契約条件を再度確認して違約金がどのくらい必要になるのかを把握しておくことでしょう。

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