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Business Column

脱毛サロンの開業・経営には資格がいる?あると有利な資格や注意点を解説!

2023年6月2日

「脱毛サロンを開業するために資格は必要?」

「資格をとって脱毛サロン経営を成功させたい」

これから脱毛サロンを開業する方や、将来開業を検討している方で、このように考える方は多いのではないでしょうか。

実は脱毛サロンは特別な資格がなくても開業できます。

しかし、だからといって脱毛の資格が不要とは言い切れません。脱毛の資格を取得すれば、スキルの向上や、お客様からの信頼獲得につながるからです。

そこでこの記事では、脱毛サロンの経営者やスタッフが、持っていると役立つ資格を3つ紹介します。

脱毛の種類や脱毛の資格で知っておきたいポイントも紹介しますので、脱毛サロンの開業を検討している方は、今回の記事を参考に資格取得をご検討ください。

「光脱毛」なら資格がなくても開業できる

脱毛の種類は「光脱毛(フラッシュ脱毛)」「医療レーザー脱毛(医療脱毛)」「電気脱毛(ニードル脱毛)」の3種類です。

そのうち多くの脱毛サロンで取り入れられている「光脱毛」であれば、資格や免許が不要で誰でも機器を扱えます。

脱毛の種類による資格の必要性とそれぞれの特徴を表にまとめました。

脱毛の種類 光脱毛 医療レーザー脱毛 電気脱毛
資格 不要 医師免許が必要

(医師監督のもとで看護師の使用も可)

医師免許または民間資格がないと脱毛器が購入できないことがある
施術場所 脱毛サロン 医療機関

(病院・クリニック)

医療機関

脱毛サロン

特徴 光を当てて効果を得る脱毛方法 レーザーを当てて効果を得る脱毛方法 毛穴に刺した針に電気を流すことで効果を得る脱毛方法

下記ではそれぞれの脱毛の種類と資格について詳しく紹介します。

光脱毛に資格は必要ない

光脱毛とはフラッシュ脱毛とも呼ばれ、光を照射することで効果を得る脱毛方法です。

光脱毛の施術には資格や免許は不要で、誰でも機器を扱えます。

また安全性も高いため、多くの脱毛サロンで採用される脱毛法です。

しかし専門的知識・技術の習得や、お客様からの信頼を得るために、民間の資格を取得しておくと経営に有利な場合もあります。

医療脱毛(医療レーザー脱毛)は医師免許が必要

医療レーザー脱毛とは医療脱毛とも呼ばれ、強い出力のレーザーを当てて熱で毛根を破壊し、効果を得る脱毛方法です。

医療レーザー脱毛の施術を行うには医師の免許が必要なため、病院やクリニックなどの医療機関でしか取り扱えません。

また医師の監督のもとで看護師が施術を行うこともあります。

電気脱毛(ニードル脱毛)は資格が必要なことも

電気脱毛とはニードル脱毛とも呼ばれ、細い針を毛穴に挿入し、その針に電気や高周波を流すことで毛根を破壊し、効果を得る脱毛方法です。

高い技術が必要なため、医師免許または「認定電気脱毛士」などの民間資格がないと脱毛器を購入できないことがあります。

資格があれば脱毛サロンでも施術ができるものもありますが、近年電気脱毛を取り扱うサロンは減少傾向にあります。

脱毛サロンの経営に役立つ資格3選

ここまで説明したとおり、光脱毛であれば、脱毛サロン開業にあたって資格や免許を取得する必要はありません。

しかし資格を獲得することがスキルアップやお客様からの信頼獲得につながる場合があります。

脱毛サロンを開業・経営するにあたり、持っていると有利な資格を3つ紹介します。

  • 認定脱毛士(3級脱毛士・2級認定脱毛士・上級脱毛士)
  • 認定美容ライト脱毛エステティシャン
  • 認定電気脱毛士(CPE)

認定脱毛士

認定脱毛士とは、一般社団法人日本脱毛安全普及協会が認定する資格で、「脱毛の知識や技術の向上」「最新情報の習得」「スタッフの社内教育」などを目的としています。

認定脱毛士は「3級脱毛士」「2級認定脱毛士」「上級脱毛士」の階級があります。

各級の取得条件や検定料、更新についてを確認していきましょう。

なお、脱毛士検定についての詳細は、下記の公式ページをご覧ください。

一般社団法人日本脱毛安全普及協会 脱毛士検定

3級脱毛士

3級脱毛士は、認定脱毛士の階級の中でもっとも基礎となる階級です。

協会の講座や講習を受講することで、実務経験はなくとも取得ができます。

取得条件 協会認定講師による講習を受講または、3級脱毛士取得講座受講
検定料 なし(講座受講費のみ)
資格更新 更新不要

2級認定脱毛士

2級認定脱毛士は、3級脱毛士のひとつ上の階級で、より高度な脱毛の知識と技術を備えたエスティシャンが取得できます。

2級認定脱毛士を申し込むには、6カ月以上の美容関連での実務経験(専門学校を含む)が必須。あわせて筆記試験に合格することで取得可能です。

筆記試験は「選択肢から選ぶだけでなく、文字で伝えることも必要なので難しい」「引っ掛け問題はあるが、基本的な内容」などの口コミがあります。

取得条件 下記のすべての要件を満たすこと

  • 美容関連での実務経験(専門学校含む)6か月以上
  • 筆記試験合格
検定料 6,000円(税込)
資格更新 1年毎に必要 5,000円(税込)

上級脱毛士

上級脱毛士は、認定脱毛士のなかでもっとも難しい階級です。

高い脱毛の知識や技術だけでなく、お客様へ必要な配慮をもって対応できているエステティシャンしか取得できません。

上級脱毛士を申し込むには、「24カ月以上の美容関連での実務経験(専門学校を含む)がある」「2級認定脱毛士を取得している」の条件を満たす必要があります。

あわせて2級認定脱毛士よりも難しい筆記試験に加え、面接形式の実技試験に合格することで取得可能です。

資格取得の難易度は高いですが、その分お客様からの信頼も得やすいでしょう。

取得条件 下記のすべての要件を満たすこと

  • 美容関連での実務経験(専門学校含む)24か月以上
  •  2級認定脱毛士試験合格
  • 筆記試験+実技試験(面接方式)合格
検定料 15,000円(税込)
資格更新 1年毎に必要 10,000円(税込)

認定電気脱毛士(CPE)

認定電気脱毛士(CPE)とは、一般社団法人日本スキン・エステティック協会が認定する、電気脱毛(ニードル脱毛)を安全かつ効果的に行うことを目的とした資格です。

認定電気脱毛士はTOEICなどを開発するE.T.S.が試験を実施する国際的な資格であり、日本だけでなく世界各国で電気脱毛のエキスパートとして認識されています。

認定電気脱毛士を取得すると、脱毛サロンやクリニックで電気脱毛の施術や相談、アドバイスを行えます。

かなり難しい資格ですが、高い電気脱毛の知識を習得できるので、お客様からの信頼も得やすいでしょう。

認定電気脱毛士(CPE)についての詳細は、下記の公式ページをご覧ください。

一般社団法人日本スキン・エステティック協会(JSA) CPEになるために

取得条件 下記いずれかの保有資格要件を満たした人が筆記試験に合格すること

  •  CPE予備試験(実技)合格:電気脱毛実務経験1年以上、かつ実務時間600時間以上を有し、CPE 予備試験(実技)に合格した人
  • CPE認定資格失効後5年以内に該当する人
  • アメリカの電気脱毛ライセンス(州の免許)を取得後1年以上の実務経験を持つ人
  • CPEを取得している人(更新を目的とした人)
検定料 44,000円
資格更新 公認のセミナーや講習を受講することで自動更新が可能 (有効期間5年間)

 認定美容ライト脱毛エステティシャン

認定美容ライト脱毛エステティシャンは、一般社団法人日本エステティック振興協議会が認定する資格で、光脱毛に関する高度な専門知識の習得や、安心安全な施術の提供を目的としています。

2種類の講習を受けて試験に合格することと、保有資格要件を満たすことで認定されます。

インターネットで脱毛サロン選びについて検索すると「質の高いサロンを選ぶには認定美容ライト脱毛エステティシャンがいるのを確認するべき」と書かれている記事も見られるため、獲得することでお客様の信頼を得られるケースもあるでしょう。

認定美容ライト脱毛エステティシャンについての詳細は、下記の公式ページをご覧ください。

日本エステティック振興協議会 認定美容ライト脱毛技術者講習会

取得条件 下記AB両方の要件を満たした人が、登録申請をすること

【保有要件A】

①②③の中でいずれかひとつを取得した人

①日本エステティック協会

  • AJESTHE認定エステティシャン
  • AJESTHE認定上級エステティシャン
  • AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー(TEA)

②日本エステティック業協会

  • AEA認定エステティシャン
  • AEA上級認定エステティシャン
  • AEA認定インターナショナルエステティシャン

③その他の資格(300時間相当以上の資格取得者)

  • CIDESCO
  • ITEC
  • INFA
  • ICAM

【講習受講と試験B】

以下2つの講習会を受講し、それぞれの試験に合格した人

  • 美容ライト脱毛安全講習会
  • 認定美容ライト脱毛技術者講習会
検定料 美容ライト脱毛安全講習会:16,300円(税込)

認定美容ライト脱毛技術者講習会:16,500円(税込)

登録申請料:5,500円(税込)

資格更新 5年毎に必要 7,700円(税込)

脱毛の資格で知っておきたいこと

脱毛の資格をとるときに知っておきたいポイントを紹介します。

  • 認定元がどこか確認する
  • 脱毛は技術の進歩が速い
  • 脱毛のスキルだけでなく業務用脱毛機器選びも大切

認定元がどこか確認する

脱毛の資格を取得する際は、資格の認定元がどこかを確認することが重要です。

脱毛の資格は国家資格がないため、とくに共通する法律やルールの規定がない民間資格を取ることになります。

なかには信頼性が低い団体や、受講料や検定料を取るためだけに資格を発行する団体も存在することから、脱毛の資格取得を検討する際は、資格の認定元が信頼性がある団体であることを確認しましょう。

一般的には「一般財団法人」や「NPO法人」などが認定する資格は信頼性が得やすいといわれています

またあまり稼働していない団体を省くために、ホームページなどで最新情報が更新されているかの確認をすることもおすすめです。

脱毛は技術の進歩が早い

脱毛の資格を取得する際に知っておきたいポイントとして、脱毛は技術の進歩が早いことが挙げられます。

資格取得のために勉強しても、数年後には新たな脱毛方式が生まれ、今学んでいることが古い知識になることも考えられるのです。

そのため脱毛の資格を選ぶときは、最新の技術や知識を学べることを確認しましょう。

「テキストが何年も変わっていない」「同じ内容の講習を行っている」などの資格は避けたほうがよいといえます。

脱毛のスキルだけでなく業務用脱毛機器選びも大切

脱毛の資格をとるときは、資格をとって最新の技術やスキルを学んだだけで、脱毛サロンが成功するとは限らないことも理解しておきましょう。

脱毛サロンの成功には技術やスキルを学ぶだけでなく、業務用脱毛機器選びも重要なポイントです。

なぜなら、どんなに脱毛のスキルが高くても、効果が出ない機器や安全面に配慮されていない機器を使用していては、お客様からの信頼を獲得することはできないからです。

業務用脱毛機器を選ぶときは価格や性能、保証内容、販売メーカーの実績などを比較しましょう。

導入サロン数が多いメーカーは機器の性能がある程度保証されているだけでなく、蓄積した成功ノウハウをいかした経営のアドバイスをもらえる場合もあります。

たとえば株式会社b-modelsでは業務用脱毛機器「イデアライト」を導入の方に、無料で価格設定やアプローチのためのノウハウなどをご提供しております。

詳しくはイデアライト公式ページをご覧ください。

参考サイト:株式会社b-models 業務用脱毛機「イデアライト

脱毛サロン開業に資格は不要だが、知識は必須

この記事では脱毛サロン経営に有利な資格を紹介しました。

多くのエステサロンが導入している「光脱毛」であれば、資格がなくとも開業可能です。

しかし資格を取得することで、専門知識・技術の獲得や、お客様の信頼を得られる可能性があります。

【脱毛サロン経営に有利な資格】

  • 認定脱毛士:脱毛スキルの習得・スタッフ教育を目的とした資格
  • 認定電気脱毛士(CPE):電気脱毛を安全かつ効果的に行うことを目的とした資格
  • 認定美容ライト脱毛エステティシャン:光脱毛に関する高度な知識の習得・お客様の安全を目的とした資格

ただし資格を獲得し、脱毛の知識をつけただけでは脱毛サロン経営を成功させるのは難しいでしょう。

脱毛サロン経営を成功させるには、業務用脱毛機器選びや、経営ノウハウ、集客ノウハウなども重要な要素です。

脱毛サロン開業について不安をお持ちの方はぜひ私たち「b-models」にお任せください。

b-modelsは経営コンサルティングをはじめ、業務用脱毛機器の販売、サロン技術・スクール事業などを展開するエステティックサロン専門商社です。

b-modelsの経営コンサルティングの一部をご紹介します。

  • 脱毛サロン開業における資金調達のサポート
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詳しくは下記のページよりご確認ください。

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