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Business Column

2023年6月29日

「脱毛サロンの経営って儲かる?年収はいくら?」

「脱毛サロンを開業したいけど失敗したくない」

脱毛サロン開業するにあたり、上記のような疑問がでてくるかと思います。脱毛サロン開業に特別な資格は不要なため、新規事業参入者に人気のジャンルです。競争率が高い業界で勝ち抜くためには、業界の動向や開業までの必要な準備を把握するとよいでしょう。

そこで本記事では、脱毛サロン業界の将来性や平均年収についてご紹介します。また失敗しないための準備と儲かる仕組みを作るコツも併せて解説するので、ぜひ最後まで確認してください。

業界の実情を把握して準備することは、脱毛サロン経営を成功させる第一歩となります。

こちらの記事を参考に脱毛サロン開業を成功させましょう。

脱毛サロン開業は儲かる?エステティシャンの年収

 

脱毛サロン開業するにあたり、儲かるかどうかは一番気になるところかと思います。結論からいうと、脱毛サロン開業は多店舗経営に成功すれば儲かるオーナー兼エステティシャンの場合は雇われ時代と大きく変わらないといえるでしょう。

ここでは、エステティシャンの年収について以下の2つのポイントに分けて紹介します。

  • 脱毛サロン業界の将来性
  • 脱毛エステティシャンの平均年収

脱毛サロン業界の将来性

脱毛サロンはターゲット層の広がりや脱毛スタイルの多様化によってマーケットが大きくなっているため、将来性のある業界といえるでしょう。

一昔前までは脱毛サロンの施術代は高価で、興味があっても簡単に施術を受けられるものではありませんでした。しかし近年では安価で脱毛を受けられるサロンが増えたことから、金銭面でためらっていた若年層を中心に利用が広がっています。

また若い女性がメインだった脱毛ですが、メンズ脱毛、キッズ脱毛、介護脱毛といったニーズの多様化により、利用者層は男女問わずあらゆる年代に広がっています。そのため、脱毛の利用者は今後も増えていくと予測できるでしょう。

さらに最近では、セルフ形式の脱毛サロンも増えてきています。人に体を見られたり、触れられたりすることに抵抗がある方でも自身で脱毛ができるため、これまで脱毛サロンを避けていた客層の獲得も期待できます。

脱毛エステティシャンの平均年収

脱毛サロンで正社員として働いている方の平均年収は354万円程度です。勤務先、経験やスキルによって、271万円から583万円と給与幅に大きな差があります。(参考:求人ボックス給料ナビ)

経営者層の年収に関しては、弊社が100社以上のエステ企業の決算書を拝見しているなかで、600~1,000万円のラインが多くみられます。これはエステサロン経営者の年収ですが、脱毛サロン市場はエステサロン市場の50%~70%を占めるといわれているため、脱毛サロンオーナーの年収も同水準と考えてよいでしょう。

ただし上記の数字は多店舗展開しているオーナーの年収ですので、オーナー兼エステティシャンだと雇われエステティシャンと同程度か、やや高い年収に落ち着く傾向にあります。結論として、エステ経営者は多店舗経営に成功すれば儲かるといえるでしょう。

エステサロン経営者の年収について、詳細は下記の記事をご参照ください。

関連記事:エステ経営の年収大公開!エステ経営は儲かる?儲からない?

脱毛サロンを開業して軌道に乗るまでの期間

脱毛サロンを開業して軌道に乗るまでの期間は、2~3年を目安にするとよいでしょう。

日本政策金融公庫の調査結果で、7割以上の創業者が事業を軌道に乗せるまで半年以上かかっていると答えています。また実際に軌道に乗った期間で最も多かった回答は1~3年で約50%を占めていました。このことから、脱毛サロンにおいても開業後2~3年は余裕を持った経営計画を立てることをおすすめします。

脱毛サロンを開く方法は2つ

脱毛サロンを開く方法は以下の2つです。

  • 脱毛サロンを個人経営で開業する
  • 脱毛サロンをフランチャイズ経営で開業する

なお、どちらの方法で開業するか悩んでいる方は、ぜひ下記の記事もご覧ください。

関連記事:脱毛サロンは個人経営とフランチャイズどちらが有利?それぞれの特徴と個人経営の成功ポイントも紹介

脱毛サロンを個人経営で開業する

脱毛サロンを個人経営で開業する場合は、自身ひとりで開業準備から経営まで行う必要があります。ひとりで準備するのは大変ですが、収益がすべて自分の報酬になる点や、理想のサロン作りを実現できる点が大きなメリットです。

すでにどのようなサロンを経営したいか具体的なサロン像がある場合は、自由度の高い個人経営で開業するとよいでしょう。フランチャイズ経営の場合はフランチャイザーの方針に従ったサロン作りやサロン運営をする必要があるため、理想のサロン像がある人にとっては窮屈に感じることがあるかもしれません。

脱毛サロン開業で必要なものや、費用目安は下記の記事で解説しています。

関連記事:脱毛サロンを開業するには?必要な準備と失敗しないためのポイント

脱毛サロンをフランチャイズ経営で開業する

脱毛サロンをフランチャイズ経営で開業する場合は、フランチャイザーの運営方針に従ったサロン経営をする必要があります。すでに知名度のあるフランチャイザーの看板を掲げて脱毛サロンを開業できるため、開業初期から集客が見込める可能性があります。またフランチャイザー本店の研修や経営アドバイスなどをもらえ、脱毛業界が未経験でも安心して開業できるのが大きなメリットです。

ひとりで準備し運営していくのにどうしても不安がある場合はフランチャイズ経営で開業するとよいでしょう。ただし、ロイヤリティが発生するので注意が必要です。フランチャイザーを選ぶ際は、ロイヤリティの額やどの程度のサポートを受けられるかなどを確認しよく検討しましょう。

具体的な脱毛サロンを開業する方法は以下の記事をご参照ください。

関連記事:脱毛サロンを開業するには?必要な準備と失敗しないためのポイント

脱毛サロン開業に失敗しないための準備

脱毛サロン開業に失敗しないための準備は以下のとおりです。

  • 余裕のある資金を準備する
  • コンセプトを明確にする
  • ターゲットに合った業務用脱毛器を選ぶ
  • 施術料金を適正価格で設定する
  • 経営知識を身に付ける

それぞれ詳しく解説します。

余裕のある資金を準備する

脱毛サロンの開業にあたっては、余裕のある資金を準備しましょう。

サロンを開業する場所によって必要資金は変わりますが、一般的には開業資金に200万円以上、開業後の運営資金に100万円以上で合わせて300万円以上あると安心です。

前述のとおり、脱毛サロンを開業後、事業が軌道に乗るまでには2~3年を要します。開業資金だけではなく、開業後の運営資金も準備しておくとよいでしょう。実際に、事業が軌道に乗る前に運営資金が底をつき、経営困難に陥った結果閉業する例も少なくありません。

脱毛サロン開業に必要な資金が知りたい方や、資金調達に不安のある方は以下の記事もご参照下さい。

関連記事:脱毛サロン開業に必要な資金はいくら?資金調達や費用を抑える方法

関連記事:エステサロンの開業に役立つ助成金・補助金8選|申し込みの注意点も紹介

コンセプトを明確にする

脱毛サロンでは、コンセプトを明確にすることが経営成功につながります

コンセプトは脱毛サロンを経営していくうえで非常に重要な要素です。なぜなら、経営方針やサロン作りは、下記のようにコンセプトを骨格として作り上げるからです。

  • コンセプトに合ったサロンの雰囲気作り
  • コンセプトに合った立地選定
  • コンセプトに合った施術提供・価格設定など

コンセプトを明確にすることで、狙ったターゲット層を満足させられるサロン運営ができ、サロン開業成功の道を拓くことに繋がります。

例えば「仕事やプライベートに忙しい30代女性に、短時間でも効果のある脱毛を提供する」など、誰にどのようなサービスをどのように提供するかを具体的に検討するとコンセプトが決めやすいでしょう。

ターゲットに合った業務用脱毛器を選ぶ

脱毛サロンの開業失敗を防ぐには、ターゲットに合った業務用脱毛器を選びましょう

業務用脱毛器は安くても100万円以上、高いものだと500万円以上するものもあります。開業時は物入りで支出が多くなるので、費用を抑えるために安い脱毛器を選びたくなるかもしれません。しかしターゲットに合っていない脱毛器を選んでしまうと、顧客満足度は下がり集客に悪影響を及ぼします。結果、顧客不足で潰れることもあるでしょう。

脱毛サロンで一番の商売道具は脱毛器です。先行投資だと考え、値段ではなくスペックを確認しターゲットに合った施術を提供できるかどうかを重要視しましょう。脱毛機には種類があり、「肌への刺激は少ないが効果が出るには時間がかかる」や「脱毛時間が早いが肌への刺激が強い」など得意不得意があります。脱毛器の特徴を自店のターゲットに当てはめて検討するとよいでしょう。

ターゲットに合った脱毛器を選べるかどうかは、脱毛サロン経営を成功させる大切な準備になります。

施術料金を適正価格で設定する

脱毛サロン開業時には、施術料金を適正価格で設定することが経営不振の防止策となります。

近くに競合店があると、料金設定を安くして集客しようと考えてしまうかもしれません。しかし、安い料金設定は収益をあげるのが厳しく、サロン運営が苦しくなります。薄利多売ができる大手脱毛サロンなら可能かもしれませんが、個人で経営していくには一日に対応できる顧客数も限られてくるため現実的ではないでしょう。

逆に高すぎる料金設定も脱毛サロンが乱立する昨今、顧客獲得の機会損失を招くことになります。

サロン開業時にきちんと施術料金の適正価格を見極めて、ターゲットに合った価格帯の料金設定をおすすめします。サロンを開く予定の場所では、どのような価格帯が平均なのかなど、開業前にきちんとリサーチをするとよいでしょう。

経営知識を身に付ける

繁盛する脱毛サロンを経営するには、経営知識を身に付けることが大切です。

脱毛サロンの経営は、多くの方がオーナー兼エステティシャンとして一人で始められます。サロンの経営方針や集客方法、顧客心理を読み取ったサービス提供など自身で考え運営していくことになるため、施術の技術だけでなく、経営知識を身に付けたうえで運営するほうが成功への道はグッと近くなります。

経営者の自覚を持ち、開業前からきちんと経営の準備をしましょう。

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脱毛サロン経営で儲かる仕組みを作るコツ

脱毛サロン経営で儲かる仕組みを作るコツは以下のとおりです。

  • 収支バランスを管理する
  • 集客に力を入れる
  • コンセプトに合った経営をする

それぞれ詳しく解説します。

収支バランスを管理する

脱毛サロン経営で儲かる仕組みを作るには、収支バランスをきちんと管理しましょう。

事業で儲かるには、収入が支出よりも上回っている必要があります。そのため、常にお金の流動に注意し、無駄な支出がないか、節約できるポイントはないかなど支出を抑える努力が必要です。

資金管理が大雑把になってしまうと細かい収支を確認できず、「実は思っているよりも収益が上がっていなかった」「無駄な支出が多かった」といった状況に気づけません。気づいたら経営が困難な状況に陥っていたなんてこともありえるでしょう。

脱毛サロン経営で儲かる仕組みを作るには、常に細かいお金の動きまで敏感にチェックし、収支バランスをしっかりと管理することをおすすめします。

集客に力を入れる

脱毛サロンの利益を高めるには、集客に力を入れましょう

脱毛サロンはお客様にサロンの存在を認知していただき、足を運んでいただく必要があります。きちんと宣伝活動をおこないサロンの存在を認知してもらいましょう。

運営費を抑えるのに無料SNSだけで集客をしようと考えている方も少なからずいます。しかし、やみくもにSNS投稿だけを頑張っても時間だけを費やしてしまう結果になるかもしれません。

とくに開業当初はいろいろな媒体を活用して、宣伝活動することをおすすめします。たとえば、SNSで有料広告をだしたり、SEOを施したHPを作ってもらったり、口コミサイトに掲載を依頼したりとさまざまな方法があります。あらゆる集客方法を試すことによって、自身が狙っているターゲット層はどの媒体から集客できているかも分かってくるでしょう。効果的な集客方法が分かると脱毛サロン経営で儲かる仕組みのひとつを作れるため、開業時はとくに集客に力をいれることが大切です。

コンセプトに合った経営をする

「脱毛サロン開業に失敗しないための準備」で、コンセプトを明確にすることが経営方針の礎となると解説しましたが、決定したコンセプトを守って経営を続けることも儲かる仕組みを作るためには重要です。

たとえば「隙間時間で施術を受けられる脱毛サロン」のコンセプトに沿って経営をすれば、「子育て中で日中の限られた時間にしか外出できない女性」「仕事終わりに短時間で脱毛を終わらせたい女性」のように、コンセプトにマッチしたお客様が顧客となります。しかし、お客様の満足度を高めるために、「施術後にお茶をお出しする」「剃り残しのシェービングを無料にする」などのサービスを始めてしまうと、お客様の滞在時間が長くなり、かえって顧客満足度が低下してしまうでしょう。

反対に、コンセプトによる一貫したサービス提供を継続できれば、顧客満足度は上がりリピーター化につながります。リピーターが付くとサービスの良さが口コミで広がり、ブランド力の向上も期待できるでしょう。

顧客がサロンに足を踏み入れたときから帰るまでの徹底したサービス提供を心がけると、長期的な顧客を獲得できたり、競合店との差別化ができたりと、サロン経営で儲かる仕組みが自然と作れるのです。

脱毛サロン開業の倒産率を下げるには準備が必要

脱毛サロン経営は儲かるのか、また脱毛サロン開業にあたり失敗しないための準備などを紹介しました。

脱毛サロンは開業資金が比較的低いことから、開業のハードルが低く競争率が激しい業界です。生存競争が激しい業界で生き残るには、業界の動向や特徴を知ったうえで周到な準備が必要となります。ぜひ本記事を参考に脱毛サロンの開業準備をし、倒産率を下げましょう。

開業後も脱毛サロン経営の儲かる仕組みを理解した上でサロン運営に挑むと、売れる脱毛サロンを作れるでしょう。そのためにも開業前の準備で経営知識をきちんと学ぶことをおすすめします。

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