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Business Column

エステサロンの種類を8つ紹介|それぞれの特徴や開業時の選び方についても

2023年6月26日

「エステサロンにはどんな種類がある?」

「どの種類のサロンが儲かる?」

エステサロンの開業を検討する方には、このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

エステサロンの種類は多岐にわたり、どの分野を選ぶかで、開業に必要なものや、経営戦略などが異なります。

この記事ではエステサロンの種類や特徴を、メニュー別、目的別に紹介します。

経営のコツや、どの種類を選ぶべきかも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

なおエステサロン開業に必要な準備については、下記の関連記事で詳しく説明しています。

関連記事:エステサロン開業に必要な5つの準備|開業に失敗する2つのケースと対策も解説

【メニュー別】エステサロンの種類

エステサロンにはさまざまな種類があり、種類によって特徴が異なります。

経営者は開業する種類を選定したうえで、コンセプトの決定やメニュー構成、開業に必要なものの準備などを行わなければなりません。

ここではメニュー別のエステサロンの種類と特徴、経営のコツを紹介します。

  • フェイシャルエステサロン
  • 脱毛サロン
  • 痩身・ボディエステサロン
  • リラクゼーションサロン
  • デトックスサロン

フェイシャルエステサロン

フェイシャルエステサロンは、顔の美容や肌のケアに特化したエステサロンです。

メニューは「ハンドトリートメント」「パック」など高品質な美容化粧品を使ってオールハンドで行われるものもありますし、「光フェイシャル」「イオン導入」などエステ機器が利用されるものもあります。

フェイシャルエステサロンを経営するコツは、お客様の悩みに寄り添って、メニュー提案やアドバイスを行うことです。

たとえば「最近肌のくすみが気になる」と悩むお客様には、「ラジオ派でのアンチエイジングケア」や「美白効果の高いパック」などのメニュー提案、おすすめのサプリメントやトーンアップできる化粧品の紹介などが効果的でしょう。

個々のお客様のニーズに合わせたケアプランを提案することが、リピート客獲得や顧客単価のアップにつながります。

痩身・ボディエステサロン

痩身・ボディエステサロンは、体の引き締めや脂肪の減少、肌質の改善、リラクゼーションなど、身体の美容に関するさまざまな施術を行うエステサロンです。

メニューは「キャビテーション」「ハイパーナイフ」などエステ機器を用いて施術が行われるものと、「ボディマッサージ」「ハンドケア」などオールハンドで行われるものがあります。

痩身・ボディエステサロンを経営するコツは、豊富なメニューを用意することです。

「足痩せしたい」「痩せやすい体を作りたい」「お腹のたるみをなくしたい」など、お客様の身体の悩みはさまざま。

幅広いメニューから個々のお客様にあったプランを提案することで、長く通い続けてくださるリピート客を獲得できます。

脱毛サロン

脱毛サロンは、不要な体毛を除去することを目的としたエステサロンです。

多くの脱毛サロンが取り入れる脱毛法は、脱毛機器を使用した「光脱毛」です。光脱毛は光を照射して毛根に熱を与えることで、毛が抜け落ちたり、生えにくくなったりすることが期待できます。

一方、脱毛機器を使用しない脱毛サロンとして、ワックスを塗り剥がすことで毛根から毛を除去するワックス脱毛もあります。

脱毛サロンを経営するコツは、ターゲット層を絞り込むことです。

脱毛サロンは、「未経験でも開業しやすい」「客単価が高い」などの理由から、ライバルが多い業種です。また脱毛業界は大手サロンが強く、価格や立地で戦っては負けてしまいます。

狭いターゲット層のお客様に向けた、個人の脱毛サロンならではの強みを考えることで、大手サロンほど価格や立地の条件がよくなくとも選ばれるサロンを作れます。

たとえば「子供の脱毛をしたいけど安全面が不安」というお客様に向けてであれば、「痛みが少ないハイパースキン脱毛を取り入れる」「保護者が体験できるメニューを作る」など強みの提示が有効です。

脱毛サロン開業に必要な準備の詳細は、下記の関連記事で詳しく説明しています。

関連記事:脱毛サロンを開業するには?必要な準備と失敗しないためのポイント

リラクゼーションサロン

リラクゼーションサロンは、リフレッシュや癒しを目的とするエステサロンです。

施術によってお客様のストレスや疲れを解消し、心身のリラックスを促します。

メニューは一般的にエステ機器を使わないものが多く、「指圧」「カイロプラティック」など手技での施術によって疲れやコリを解消するメニューや、手技とアロマの香りなどを組み合わせて、お客様に癒しを提供する「オイルマッサージ」などもあります。

リラクゼーションサロンを経営するコツは、内装や雰囲気にこだわることです。

なぜならリラクゼーションサロンを利用するお客様は、技術面だけでなく非日常を求める傾向にあるからです。

たとえば「タイ古式マッサージ」を提供するサロンの場合、アジアンテイストの内装にすることで、まるでタイで施術を受けているかのような気分を味わっていただくことができるでしょう。

また暗めの照明や、自然素材の小物、アロマの香りなどにもこだわると雰囲気を演出できます。

デトックスサロン

デトックスサロンは体内の毒素や余分な物質を排出することを目的としたエステサロンです。

毒素の排出によって体調の改善や免疫力の向上を図りつつ、肌の美しさや体形の引き締めなどの美容効果も追求します。

メニューはさまざまで、「サウナ」「岩盤浴」「泥パック」などで発汗を促すものや、便秘やむくみの解消に効果的な漢方、マッサージなどが取り入れられるものもあります。

デトックスサロン経営のコツは、知識を向上させることです。

デトックスに関する専門的な知識をもとに、施術だけでなく、漢方の提案、食生活のアドバイスなどのアフターフォローを行うことで、顧客満足度を高められます。

【目的別】エステサロンの種類

エステサロンの種類はメニューだけではなく、お客様の目的別でも分類できます。

目的別のエステサロンの種類と特徴、経営のコツを紹介します。

  • ブライダルエステサロン
  • メンズエステサロン
  • セルフエステサロン

ブライダルエステサロン

ブライダルエステサロンは、結婚式を控えた花嫁や花婿を対象に、美容や健康をサポートするエステサロンです。

結婚式当日の美しい姿を演出するため、さまざまな施術やサービスを提供します。

ブライダルエステサロン経営のコツは、幅広いメニューを用意することです。

結婚式前のお客様のニーズや目標は一人ひとり異なります。

「シェービング」「脱毛」「肌ケア」「ボディシェイプ」「リラクゼーション」など、お客様の悩みや結婚式までの期間に合わせてメニューを組み合わせることができれば、個々のニーズに対応できるでしょう。また客単価アップも期待できます。

メンズエステサロン

メンズエステサロンは、男性を対象にした美容やリラクゼーションのサービスを提供するエステサロンです。

従来はヒゲ脱毛のニーズが多い傾向にありましたが、近年では「ボディ脱毛」「肌ケア」「リラクゼーション」などの需要も増えています。

メンズエステサロン経営のコツは、集客しやすい立地で開業することです。

男性はまだ女性ほどエステのニーズが多くないため、女性のエステサロン以上に立地選定が重要な鍵となります。

たとえばサラリーマンをターゲット層にするのであれば、オフィス街や住宅地の駅前が集客しやすいでしょう。

セルフエステサロン

セルフエステサロンは、お客様が自分自身で「脱毛」「肌ケア」「ボディシェイプ」などができる機器やサービスを提供するエステサロンです。

「費用を抑えたい」「気軽に行いたい」「誰にも見られたくない」というお客様のニーズを満たすサロンで、近年増加傾向にあります。

セルフエステサロン経営のコツは、予約を取りやすいシステムを構築することです。

なぜならセルフエステサロンを利用するお客様には「空き時間で来店したい」と考える方が少なくないからです。

たとえばホットペッパービューティーが提供するサロンボードという予約システムを利用すると、サロンの営業時間以外も24時間ネット予約受付ができます。

参考サイト:ホットペッパービューティー

セルフエステサロンについての詳細は、下記の関連記事で詳しく説明しています。

関連記事:セルフエステサロン開業に必要な資金とは?開業費用を抑える方法も解説

エステサロンを開業するならどの種類を選ぶべきか

ここまでエステサロンの種類や経営のコツを紹介しましたが、「結局どの種類を選べばいいの?」とお考えの方も多いと思います。

ここでは開業するエステサロンの種類を選ぶポイントを紹介します。

  • 開業にかかる資金で決める
  • オールハンドor機器で決める
  • 出店エリアの市場調査で決める

開業にかかる資金で決める

エステサロンの種類を選ぶポイントとして、開業にかかる資金で決めることが挙げられます。

開業する物件にもよりますがエステサロンの開業には30万円〜400万円の費用がかかると言われています。業務用エステ機器や脱毛機器を購入する場合は、更に数百万円の追加費用が必要です。

たとえば光脱毛を行うサロンであれば、脱毛機器の導入が前提となり、購入には約300万円以上かかります。

同様にサウナや岩盤浴を用いたデトックスサロンも設備の導入に高額な資金が必要です。

開業資金の予算が限られているのなら、リラクゼーションサロンや、エステ機器なしでも始めやすいフェイシャルエステサロンなどがおすすめです。

開業に必要な資金の詳細は、下記の関連記事で詳しく説明しています。

関連記事:エステサロンの開業資金はいくら必要?金額や調達方法を詳しく解説

オールハンドor機器で決める

エステサロンの種類を選ぶポイントとして、オールハンドなのかエステ機器・脱毛機器を利用するかで決めることも重要です。

なぜならホットペッパーのオススメ特集で「ハンドテクニックにこだわりあり」「マシンメニューにこだわりあり」のサロンが絞り込めるくらい、施術の方法はお客様に重要視されるポイントだからです。

手技に技術やこだわりがあるのであれば、マッサージを伴うリラクゼーションサロンや痩身・ボディエステサロンをおすすめします。

一方、機器を導入するのであれば複合的な施術ができるため、「ブライダルエステサロン」「手技とエステ機器のメニューを組み合わせた痩身・ボディエステサロン」「脱毛と痩身を組み合わせたエステサロン」など選択肢が広がるでしょう。

出店エリアの市場調査で決める

出店エリアの市場調査も、エステサロンの種類を選ぶポイントです。

なぜならエステサロンの集客をするには、周辺の競合店との差別化が重要だからです。

出店エリアにはどんな種類のエステサロンがあるかを市場調査しましょう。

たとえばホットペッパービューティーでエリアの条件を絞って検索すると、競合店の情報を調べられます。

ただし同じ種類であったとしても、「足痩せしたい人向けの痩身エステサロン」「子育て中の主婦向けのリラクゼーションサロン」などお客様のターゲット層を絞り込むことでも、競合店との差別化が可能です。

エステサロンの種類に合わせて開業準備をしよう

この記事ではエステサロンの種類をメニュー別、目的別に紹介しました。

【メニュー別エステサロンの種類】

  • フェイシャルエステサロン
  • 脱毛サロン
  • 痩身・ボディエステサロン
  • リラクゼーションサロン
  • デトックスサロン

【目的別エステサロンの種類】

  • ブライダルエステサロン
  • メンズエステサロン
  • セルフエステサロン

開業にあたっては、開業資金や機器導入の有無、出店エリアの競合調査などを考慮し、自分にあった種類を選びましょう。

開業するエステサロンの種類に合わせて、コンセプト・ターゲット層の決定やメニュー構成、開業に必要なものの準備を行っていくことが重要です。

しかしはじめてのエステサロン開業に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

エステサロン開業について不安をお持ちの方はぜひ私たち「b-models」にお任せください。

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