エステサロンは未経験でも独立開業可能!技術や経営ノウハウの習得方法を解説
2023年6月5日
エステサロンは自宅でも開業できることから、多くの女性から関心を集めています。
しかし「未経験からでは開業できないのでは?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
結論から述べると、未経験からでもエステサロンの独立開業は可能です。
本記事では、未経験者からのエステサロンの開業について解説します。エステティックの技術や経営ノウハウを習得する方法に加え、開業時に知っておきたいポイントについてもまとめておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
未経験や素人からでもエステサロンの独立開業は可能!
エステサロンは、未経験や素人からでも独立開業できます。
ここでは業界未経験者からのエステ開業について解説していきます。
エステサロン開業に資格は不要
エステサロンを開業するのに資格や免許は不要です。
たとえば美容室を開業する場合、国家資格である「美容師免許」の取得が義務付けられています。美容師免許の取得には最低でも2年かかるうえ、そこから実務経験を積むことから、未経験からの独立・開業となると8~10年の下積み期間が必要となるでしょう。
その点国家資格が存在しないエステサロンなら、極端な話、物件や必要なものさえ揃えれば誰でも開業できてしまうのです。もちろん経営を成功させるにはエステティックの技術と経営ノウハウが不可欠ですが、「開業のしやすさ」だけでいえば、未経験者でも独立を目指しやすい職種といえます。
関連記事:エステサロンの開業に資格は不要|あると有利な資格と費用を解説
関連記事:エステサロン開業に必要なものは?資金目安や物件・備品を選ぶコツを紹介
エステサロンは開業資金のハードルも低め
エステサロン開業が未経験者から人気を集めている理由として、開業資金が比較的低価格であることが挙げられます。
同じ美容系の職種であっても、美容院の場合、開業資金は1,000~2,000万円が相場です。しかしエステサロンは自宅サロンであれば30万円~開業できるため、開業のハードルが比較的低い職種といえます。
- 自宅サロン:30万円~
- マンションサロン:150万円~
- テナントサロン:400万円~
業務用エステ機器を導入するなら上記に100~300万円ほど費用が上乗せされますが、それでも開業資金としては低価格です。事業を小さく始められることから、エステサロンの独立開業は未経験者から雇われエステティシャンまで幅広く人気を集めているのです。
関連記事:エステサロンの開業資金はいくら必要?金額や調達方法を詳しく解説
エステティシャンとしての技術を習得する方法
未経験者からでもエステサロンの独立開業は可能ですが、エステティシャンとしての技術は必要不可欠です。
ここでは、エステティシャンの技術を習得する方法を3つ紹介します。
- 独学で学ぶ
- エステスクールや専門学校に通う
- 通信教育を受講する
独学で学ぶ
エステティックの技術を独学で学ぶことは、不可能ではありません。皮膚科学や生理学などの座学については、書店で販売されている参考書で勉強できます。
ただし施術に関する技術は独学だけでは習得が難しいため、後述のエステスクール・専門学校や通信教育を利用することをおすすめします。
エステスクールや専門学校に通う
エステティックの技術を学ぶ王道の方法が、エステスクール・専門学校に通うことです。
1日~数週間の期間で集中して学べる短期講座から、1~2年かけてじっくり学べる長期のスクールまで、自身の習熟度や生活スタイルに合わせた選択が可能です。講師から直接技術を教えてもらえるため、未経験者でも安心して学習できます。
通信教育を受講する
エステスクールのなかには、通信教育のカリキュラムを実施しているところもあります。通信教育なら自宅でエステティックの技術を学べるため、子育て中の主婦や社会人の女性にピッタリです。
ただし、通信教育であっても何日かの通学は必要となります。手技を通信教育だけで身につけるのは難しいため、通学の日は子どもを預けるなど、周りの協力が求められるでしょう。
エステサロン経営のノウハウを学ぶ方法
エステサロンを開業するなら、技術だけでなく経営のノウハウも必要です。たとえ腕が良いエステティシャンでも、経営スキルがなければ店舗の運営を続けるのは難しいからです。
ここからは経営のノウハウを学ぶ方法として、下記2点を紹介します。
- エステ経営セミナーを受講する
- エステ専門の起業・開業コンサルティングを受ける
エステ経営セミナーを受講する
エステサロンの経営について学びたいなら、経営セミナーに参加してみましょう。エステサロンの経営セミナーは多くのコンサルティング会社やエステスクールで開催されています。
セミナーの内容は経営の基礎知識から集客、求人まで、主催者によってさまざま。無料で参加できるセミナーも数多く存在するため、積極的にチェックしておきましょう。
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エステ専門の起業・開業コンサルティングを受ける
「エステサロンの開業・経営を伴走サポートしてほしい」という方は、エステ業界に精通したコンサルティング会社と契約することも視野に入れましょう。
経営セミナーは無料で受講できるメリットがありますが、さまざまな情報があるなか「自分のサロンではどの情報を取り入れるべきかわからない……」と悩む経営者様も多いものです。コンサルティングなら、経営者・サロンの状況に応じて適切なアドバイスを受けられるため、業界未経験でも安心して起業を進められます。
b-modelsは業務用エステ機器の販売やコンサルティングの提供など、エステサロンに必要な「形のある商材」から「形のない商材」を扱うエステティックサロン専門商社です。蓄積されたノウハウからあなたに合った最適なアドバイスを実施し、エステサロンの成長を促します。
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未経験からエステサロンを開業するときに知っておきたいポイント
最後に、未経験からエステサロンを開業するときに知っておきたい3つのポイントについて解説します。
- エステ開業は必ずしも儲かるわけではない
- エステサロン開業時は助成金が使える
- 技術や経営力に不安があるならフランチャイズ開業も
エステ開業は必ずしも儲かるわけではない
はじめに、エステサロンは開業しても必ず儲かるわけではない、ということを理解しておきましょう。
エステサロンは開業のハードルが低いため、毎年数多くの方が自分の店舗をオープンしています。その数は全国に2万店舗以上。これは全国のスーパーマーケットの軒数(約2万2,000軒)と大体同じ数です。つまりエステサロンは競合が非常に多い業種であり、市場としては飽和状態であるといえます。
またサロンが軌道に乗るまでは、収入も多くは望めません。マンションやテナントなど、家賃が発生する物件で開業した場合は、年収200万円を切ることも考えられます。
エステサロン開業時には綿密な事業計画を立て、先に失敗パターンを知ることが大切です。b-modelsではエステサロン開業を成功に導くために、さまざまな情報を発信しています。下記の記事を参考に、開業の失敗を未然に防ぎましょう。
関連記事:エステサロン独立・開業の現実|想定年収や開業手順・成功のコツを解説
関連記事:自宅サロンの開業・経営で失敗する 6 つの理由|廃業率や成功のポイントも解説
関連記事:エステサロンで効率よく売上アップする方法とは?集客方法や客単価を上げるコツを紹介
エステサロン開業時は助成金が使える
エステサロンの開業にあたって、資金集めに不安を抱く方も多いもの。しかしじつはエステサロン開業時は助成金・補助金を利用できます。
助成金・補助金は原則返済不要のため、積極的に活用しましょう。
- エステサロン開業・経営に使える助成金
- 地域雇用開発助成金
- 人材開発支援助成金
- キャリアアップ助成金
- 両立支援助成金
- 自治体独自の助成金
- エステサロン開業・経営に使える補助金
- 規模事業者持続化補助金
- IT導入補助金
- ものづくり補助金
各助成金・補助金の概要については下記の記事でご覧ください。
関連記事:エステサロンの開業に役立つ助成金・補助金8選|申し込みの注意点も紹介
技術や経営力に不安があるならフランチャイズ開業も
未経験から最短でエステサロンを開業するなら、フランチャイズもおすすめです。
フランチャイズに加盟すれば、本部が開催する講習でエステティックの技術を覚えられます。経営に関しても本部のアドバイスを受けられるため、心強いと感じる方も多いでしょう。
ただしフランチャイズでの開業には下記のデメリットも存在します。
- 本部の経営方針に従う必要がある(経営の自由度が低い)
- ロイヤリティや加盟金が発生する
- ブランドイメージに経営が左右される
メリット・デメリットを比較し、あなたに合った開業方法を探しましょう。
関連記事:エステのフランチャイズ開業情報まとめ -エステフランチャイズまとめ-
関連記事:エステのフランチャイズ開業が失敗する要因5つ|開業のメリットと成功率を上げるコツも紹介
エステサロンは未経験でも開業できるものの、技術・経営スキルの習得は必須
エステサロンを開業するためには国家資格や免許などは必要なく、業界未経験者でも開業は可能です。
ただし、エステサロンは開業したからといって、必ず儲かるビジネスではありません。エステティックの技術や経営スキルを習得し、激しい競争でも勝ち残れるような基盤を作りましょう。
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